「手足口病」山口県で流行、3年ぶりに警報…乳幼児かかりやすく手足や口の中に発疹

AI要約

山口県内で乳幼児に流行している手足口病に警報が出された。発令は3年ぶりで、17~23日の患者数が警報基準を上回った。

手足口病は飛沫や接触によって感染が広がるため、県は手洗いやタオルの共用を避けるよう呼びかけている。

 乳幼児がかかりやすく手足や口の中に発疹ができる「手足口病」が山口県内で流行しているとして、県は26日、県全域に流行発生の警報を出した。発令は2021年以来3年ぶり。

 県によると、17~23日の患者数が1医療機関当たり6.93人に上り、警報基準の5人を上回った。飛沫や接触を通じて感染が広がることから、県健康増進課はこまめな手洗いや家族内でタオルを共用しないことを呼びかけている。