越谷に総菜をメインに提供するカフェ「ノア」 店主「憩える場所に」

AI要約

カフェ「noix(ノア)」が越谷市に5月28日オープン。提供する総菜やスイーツに加え、キッズスペースも用意。

店主の西迫さんはバランスの取れた食事の重要性から総菜をメインに提供し、笑顔の輪が広がる場所をコンセプトに掲げる。

総菜のメニューは肉や魚を中心に8~10種類展開。またスイーツやドリンクも提供。定休日は土日祝で営業時間は10時から17時。

越谷に総菜をメインに提供するカフェ「ノア」 店主「憩える場所に」

 カフェ「noix(ノア)」(越谷市千間台西5、TEL048-911-4355 )が5月28日、オープンした。(春日部経済新聞)

  総菜やスイーツを提供するカフェ。店舗面積は20坪。テーブル12席。キッズスペースも用意する。

 店主は市内で生まれ育った西迫聡子さん。西迫さんは学生の時、アルバイトで働いていた飲食店で楽しそうに過ごす客の姿を目にし、飲食店開業の夢を抱いた。

 デイサービスでの勤務を経て「健康を保つにはバランスの取れた食事が必要」と実感したことから、店では総菜をメインに提供することにした。「笑顔の輪がつながる場所」を店のコンセプトに掲げる。

 鶏肉のチキン煮込み、豚バラ肉の野菜巻き、ブロッコリーとエビのサラダなど、肉や魚が中心の「メイン総菜」のほか、野菜中心の総菜など常時8~10種類が並ぶ。メイン総菜1種と総菜2種=715円、メイン総菜1種と総菜3種=836円。ご飯(店内はみそ汁付き=330円、テイクアウト=220円)も用意する。総菜は全てテイクアウトできる。

 スイーツは「チョコレートブラウニー」「もちもち米粉のパンケーキ」(以上616円)、ドリンクはコーヒー(440円)などがある。

 オープンから1カ月たち、毎週来店する常連客もできたという。西迫さんは「きんぴら、ヒジキの煮物、ポテトサラダなどシンプルな総菜が人気。お客さまからは『子どもから高齢者まで食べられる』『優しい味』との声がある」と話す。

 「お客さまが憩える場所にし、ゆくゆくは、デイサービスの利用者に食事を楽しんでもらえるようにしたい。1人暮らしの高齢者が孤立せず、社会参加できる場にもできたら」とも。

 営業時間は10時~17時。土曜・日曜・祝日定休。