7月29日に2年ぶり鴨川市民花火大会(千葉県)

AI要約

鴨川市民花火大会が2年ぶりに開催される。安房地域で初の花火大会で、約1300発の打ち上げを予定。

花火大会は昭和54年に始まり、平成25年からは市民も楽しめるイベントとして1万発を打ち上げていたが、コロナ禍で中止し、今年は500発から復活。

今年は駐車場確保や安全対策を強化。来場者には公共交通機関や徒歩での参加を呼び掛けている。

「日本の渚百選」の前原横渚海岸の夜空を彩る、鴨川市民花火大会が、2年ぶりに開催される。安房地域では今夏、最初の花火大会。7月29日午後7時半から約30分間で、約1300発の打ち上げを予定している。

昭和54年に観光協会主催の観光イベントとしてスタート。資金難などによる存続の危機にも直面したが、平成25年からは観光協会や商工会、宿泊施設でつくる実行委員会の運営で、市民も楽しむ花火大会として、約1万発を打ち上げていた。

コロナ禍で令和2年は中止したが、3年には規模を縮小して復活。約500発を打ち上げた4年には、市街地で大渋滞や迷惑駐車が発生し、昨年は「駐車場や警備スタッフの確保が困難」として中止した。

同市によると、今年は同海岸付近には駐車場を設けず、同市体育センター臨時駐車場に加え、会場から離れた亀田総合病院や鴨川シーワールドの駐車場を借りるなどして駐車台数を確保する予定。

また、安全対策で警備員や鴨川交通安全協会、実行委のメンバーら、約50人を交通誘導などに当てる計画で調整しているという。

担当の商工観光課では「JRなど公共交通機関や徒歩で来場してもらいたい」と話している。