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「ユニバーサルがあったから今がある」獅龍が最後の最後で正体を明らかに!SATOとタッグでザ・グレート・サスケ&新崎人生と笑顔の引退試合!
引退試合を行った獅龍のキャリアや引退プロセスについて紹介。
獅龍とカズ・ハヤシの関係やカズのプロレスキャリアについての経歴を振り返る。
みちのくプロレスでの獅龍の引退試合の模様や結末について詳細を述べる。
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21日、東京都・後楽園ホールにて『みちのくプロレス 2024年東京大会 Vol.1 ~武陵桃源~』が開催。獅龍が引退試合を行った。
1992年にユニバーサル・プロレスリングからデビューした獅龍は、カズ・ハヤシと相当近しい存在とされる正体不明のマスクマン。
獅龍はユニバーサルからみちのくプロレスへ移籍し、WCWなど海外での活躍を見せて世界レベルの選手へと上り詰めていくものの突然姿を消し、入れ替わるようにカズ・ハヤシが登場する。
カズはWCWからWWF(現WWE)と契約するが、2002年に武藤敬司からのラブコールを受けて全日本プロレスへ入団。未だ破られていない世界ジュニア王座の最多連続防衛記録(17回)を樹立するなどジュニア戦線のトップを走り続けた。
2013年には武藤らとともにWRESTLE-1を創設し、後に社長に就任。2020年3月末に同団体が活動を休止すると、田村潔司率いるLIDETが旗揚げしたGLEATへと入団。WRESTLE-1社長時代には常に悲壮感が漂っていたカズだが、GLEAT入団後はイキイキと輝いており、いまだ衰えぬ実力だけではなく天然な性格でもファンを惹きつけている。
2022年にはデビュー30周年を迎えたカズだが、7月1日のGLEAT TDCホール大会での引退を表明。自身のキャリアを辿っていくかのような充実した引退ロードを歩んでおり、試合が終わる度に「最高のプロレス人生!」と爽やかな笑顔を見せている。
この日は、古巣のみちのくプロレスで獅龍の引退試合が実施。
獅龍&ディック東郷vsザ・グレート・サスケ&新崎人生というみちのくを象徴するタッグマッチが組まれていたが、東郷はマスクを被ってSATOとして登場しファンを沸かせた。
試合は獅龍と人生の対面に始まり、アームドラッグやティヘラの攻防から獅龍が欽ちゃんジャンプ。人生は一緒にやることを拒否していたが、獅龍に乗せられてうっかり1人で欽ちゃんジャンプを行ってしまい、観衆からは明るい笑い声が上がる。
サスケのダーティファイトに苦しめられた獅龍だったが、SATOから青いマスクを投げ渡され、ヒールモードの獅龍に変身。SATOもマスクを脱いで東郷となり、試合の空気が一気に変わる。
獅龍&東郷の往年のコンビネーションが冴え渡り、東郷が人生の念仏パワーボムを切り返してクロスフェイスに捕らえる。カットに来たサスケを獅龍が裏足4の字固めで捕らえ、サブミッションの二重奏が実現すると場内からは大歓声。