「弟の無念を晴らす」重度脳障害の男性が死亡前日に自宅売却契約 “偽造の可能性”遺族が刑事告発

AI要約

重度の脳障害を持つ男性が死亡前日に自宅を売却する契約を不正に結ばれた可能性がある。

遺族は不動産会社を民事訴訟し、裁判所は会社に支払いを命じたが、契約書が偽造された疑いが浮上。

遺族は不動産会社を刑事告発し、遺族の弟の無念を晴らすために行動。

「弟の無念を晴らす」重度脳障害の男性が死亡前日に自宅売却契約 “偽造の可能性”遺族が刑事告発

 重度の脳障害がある男性が亡くなる前日に結んだ自宅を売却する契約をめぐり、契約書は偽造された可能性があるとして、男性の遺族が不動産会社を刑事告発しました。

 重度の脳障害がある柳発秀さん(当時51歳)は死亡前日に自宅を売却する契約を不正に結ばされたとして、遺族が不動産会社を民事で訴えていました。

 大阪地裁は5月、契約書に発秀さんの直筆の署名がないなどとして会社側に2150万円の支払いを命じています。

 遺族は21日、契約書などが発秀さんの死亡後に偽造された疑いがあるなどとして、不動産会社を刑事告発しました。

(兄・南秀さん)「どう考えても腑に落ちないことが多くて、弟の無念を晴らすために手助けをしてもらいとお願いしてきた」