お好み焼きの新メニューを24種類 わさび好きの外国人旅行者やベジタリアン向けも オタフクソースが提案
広島のソウルフードがさらに進化する「お好み焼提案会」が開かれました。
新メニューは、外国人旅行者向けや広島食材を活用したものなど幅広く提案されています。
参加者やコメンテーターからは、新しいアイデアに刺激を受ける姿が見られました。
広島のソウルフードがさらに進化します。
お好み焼き店向けに様々なニーズに対応した新メニューを紹介する「お好み焼提案会」が広島市で開かれました。
この提案会はお好み焼き店などを対象にオタフクソースが毎年開催しているもので、今年は「お好み焼でもっと笑顔に」をテーマに24種類のメニューが用意されました。
こちらはインバウンドに対応したコーナーで、外国人旅行者に人気のわさびを取り入れた新感覚のお好み焼き。わさびと混ぜ合わせたシーチキンがアクセントになっています。
また、広島の食材を活用したメニューでは味噌ベースのたれで炒めた特産のカキを、シャキシャキの小松菜と合わせた「カキコマ」を提案していました。
このほか「食の多様性」や「人手不足」に対応したメニューもあり、訪れた人はメニューの開発に取り組んだ社員の説明に聞き入っていました。
【島根県から】
「ちょっといいなと。思いつかなかったことをきょうやってくれたのでいいヒントになる」
【廿日市市から】
「色々食べてみてうちの店にも出してみようかと」
【オタフクソース中国業務用二課・佐々木亮太さん】
「お好み焼き店に元気になっていただく。今後の商売につながるヒントが一つでもあれば幸せです」
オタフクソースでは19日までの2日間で、450のお好み焼き店からおよそ2300人の来場を見込んでいます。
(スタジオ)
食の多様性の受け皿になりそうですね。
【コメンテーター:広島大学大学院・匹田篤准教授】
「外国人の友人は鉄板焼きはカジュアルなものだと言っていますし、グローバルに通用するものだと思います。広島のお好み焼きは、キャベツを蒸し焼きにすることで旨みが凝縮します。その旨味をもっと訴求してもいいかもしれないですね」