実際の金額よりも少ない給付に…児童扶養手当の算定を誤る 16世帯が該当 島根県松江市

AI要約

松江市は児童扶養手当を誤って給付していたことを認め、16世帯に追加給付することを発表しました。

誤って算定されていた額は全体で105万8580円に上り、最大で1世帯あたり16万9970円でした。

松江市は今後も情報連携を慎重に行い、正確な給付を行うことを約束しています。

実際の金額よりも少ない給付に…児童扶養手当の算定を誤る 16世帯が該当 島根県松江市

島根県松江市はひとり親世帯などの児童の世帯に給付する「児童扶養手当」を誤って、実際よりも少なく給付していたことを発表しました。

松江市の子育て給付課によりますと、児童扶養手当が誤った金額で給付されていたのは、松江市の16世帯です。

児童扶養手当は、所得額によって給付額が変動しますが、松江市では、該当する16世帯が受給している障害基礎年金の額に、本来は加算しなくてよい「子の加算額」を足したうえで「所得額」としていました。よって、所得額が多く算定されていたことから、児童扶養手当の受給額が減額になっていたということです。

誤って算定していた額は、令和3年3月から今年4月分までで1世帯あたり、最大16万9970円。全体で、105万8580円になります。

松江市は、該当する世帯に説明をした上で6月28日に追加給付を行うとしています。松江市では今後、給付額の算定の際、慎重に情報連携をし、正確な給付を行うとしています。