「1日3時間以上 勉強以外でネットを利用」は福島県内の児童・生徒の4分の1 高校生では半数以上

AI要約

福島県のインターネット利用状況調査結果が発表され、特に高校生の利用時間が注目された。

家庭内でのルール決定やスマートフォンのフィルタリング利用率に課題があることが示された。

福島県は今後もインターネットの利用状況を把握し、リスク教育を推進していく方針を示している。

「1日3時間以上 勉強以外でネットを利用」は福島県内の児童・生徒の4分の1 高校生では半数以上

福島県は昨年度、県教育委員会や警察と連携し、県内の児童生徒約6万3千人と、と保護者約4万人を対象にしたインターネット利用状況調査を実施した。

この結果、「勉強以外でインターネットを3時間以上利用している」と回答した児童・生徒は全体で24%だった。

高校生では「3時間以上」が53%と半数を超え、「5時間以上」も20%だったという。

また、「インターネットの使い方について家庭内でルールを決めている」のは全体の3分の2、子どもたち自身のスマートフォンのフィルタリング利用率は6割未満だった。

全国ではSNSを通じて子どもたちが事件に巻き込まれるケースも増えていることから、福島県は「この調査を継続してインターネットの利用状況を把握するとともに、インターネット上のリスクを伝えるような教育を推進していく」としている。