半日あまりで最大137ミリの雨 南城市では土砂崩れで車線ふさがる 県内各地で冠水
沖縄地方で梅雨前線の影響で大雨が降り、土砂崩れや道路の冠水が多数報告された。
視聴者が撮影した映像では、宜野湾市で大雨の影響でマンホールのふたが浮き上がる様子が確認された。
沖縄気象台によると、各地で大雨が記録され、南城市と八重瀬町では土砂崩れの警戒情報が発表された。
11日の沖縄地方は梅雨前線の影響で大雨となり、各地で土砂崩れや道路の冠水が起きました。
宜野湾市で視聴者が撮影した映像からは、大雨の影響か、マンホールのふたが踊るように何度も浮き上がっているのが分かります。
沖縄気象台によりますと降りはじめからきょう午後2時までの雨量が南城市糸数で137ミリを記録するなど各地で大雨となり南城市と八重瀬町には一時土砂災害警戒情報が発表されました。
▽降り始め(10日0時)から11日14時までの降水量(アメダスによる速報値)
南城市糸数 137.0ミリ
久米島町謝名堂 113.5ミリ
渡嘉敷村渡嘉敷島 112.5ミリ
久米島空港 104.5ミリ
沖縄市胡屋 102.5ミリ
南城市佐敷新里の南部東道路では土砂崩れがあり、県の職員らによる復旧作業が行われています。その影響で南城市役所向けの車線が通行止めとなっていて、復旧作業は12日中までかかる見込みだということです。
このほか八重瀬町、沖縄市などでも道路の冠水が発生し県内各地で大雨の被害が相次いで発生しました。沖縄気象台は今後も土砂災害や河川の増水などに十分注意するよう呼びかけています。