SS伊豆、ホーム熱海で引き分ける チャンス作るも決めきれず

AI要約

東海社会人1部リーグのサッカークラブ「SS伊豆」と「藤枝市役所サッカー部」の試合は0-0の引き分けに終わりました。

SS伊豆は伊豆半島全体をホームタウンとし、苦戦する中での試合に強い決意を持って臨みました。

試合ではチャンスを生み出すものの得点できず、守備陣の踏ん張りが光りました。伊藤監督は次節での勝利に期待を寄せています。

SS伊豆、ホーム熱海で引き分ける チャンス作るも決めきれず

 東海社会人1部リーグのサッカークラブ「SS伊豆」が5月9日、姫の沢スポーツ広場(熱海市伊豆山)で「藤枝市役所サッカー部」と戦い、0-0で引き分けた。(熱海経済新聞)

 SS伊豆は2016(平成28)年、「伊豆半島から世界へ」を合言葉に設立。伊豆半島全体をホームタウン、姫の沢スポーツ広場をホームグラウンドに活動する。今季から昇格した東海1部リーグでは、ここまで5試合を戦って全敗と、初挑戦のリーグで苦戦を強いられている。

 SS伊豆代表の片岡大輔さんは試合前、「ホーム熱海でここまでの苦しい流れを断ち切りたい。応援に駆けつけてくれている人たちに感動を与え、チームとしても上昇するスタートにしたい」と強い決意で試合に臨んだ。

 試合は、杉本マテウス選手の体を張ったプレーでチャンスを作り出し、ゴールに迫るシーンを何度も作るも決めきれない展開が続いた。途中から降り出した雨で、ピッチ上には水たまりができてボールが止まるシーンもあったが、守備陣が踏ん張って相手に大きなチャンスを作らせない。スタンドからは子どもたちの声援も飛んだが、試合はそのまま0-0の引き分けに終わった。

 試合後、SS伊豆の伊藤壮監督は「5連敗の中でも勝つための高いモチベーションを保って選手たちが戦ったことで、これまでの試合よりも多くのチャンスを作れたのはプラスだった。次の試合での勝利につなげたい」と力を込めた。

 次節は6月15日15時から、三重県松阪市で「FC.ISE-SHIMA」と戦う。