7大会連続パラリンピック出場は絶望的に 義足のハイジャンパー鈴木徹 日本選手権で記録伸ばせず 山梨県

AI要約

パラ陸上日本選手権が開幕し、6大会連続でパラリンピックに出場していた鈴木徹選手が男子走り高跳びで1m87に終わり、パリ・パラリンピック出場が絶望的となった。

鈴木選手は前回の世界パラで9位に終わり、今回の日本選手権がパリ大会へのラストチャンスとなっていたが、1m92をクリアできずに敗退した。

2000年のシドニー大会から6大会連続でパラリンピックに出場していた鈴木選手は、今季限りで第一線を退く意向を示している。

 パラ陸上日本選手権が8日、三重県で開幕し、6大会連続でパラリンピックに出場している山梨市の鈴木徹選手(44)は男子走り高跳び(義足・機能障害T64)に出場。1m87に終わり、パリ・パラリンピック出場は絶望的となりました。

 鈴木選手は5月の世界パラで1m77、最下位の9位に終わり、今回の日本選手権がパリ大会へのラストチャンスと位置付けられていました。1m82を2回目で、1m87を3回目で成功しましたが、1m92は3回失敗しました。

 鈴木選手は2000年のシドニー大会から6大会連続でパラリンピックに出場。東京大会以降、選手とナショナルコーチを兼任し、今季限りで第一線を退く意向を示しています。