線路に子どもが立ち入りか 木片と鉄棒置かれ、運転士が緊急停車 神戸電鉄有馬線

AI要約

神戸市兵庫区湊川町で、神戸電鉄有馬線の普通電車が線路上に置かれた木片と鉄棒を見つけ、運転士が緊急停車した。

男性運転士は線路内に立ち入る何者かを発見し、乗客60人が乗っていた電車を停車させた。

捜査が行われ、線路交通安全に関する問題が浮上している。

線路に子どもが立ち入りか 木片と鉄棒置かれ、運転士が緊急停車 神戸電鉄有馬線

 8日午後2時ごろ、神戸市兵庫区湊川町の神戸電鉄有馬線湊川-長田間で、走行していた粟生行き普通電車の男性運転士(21)が、線路上に置かれている木片と鉄棒を見つけ、神戸電鉄を通して110番した。兵庫県警兵庫署は、何者かが線路に置いたとみて、電汽車往来危険容疑で捜査している。

 同署によると、男性運転士は走行中に線路に立ち入る何者かを見つけ、電車を緊急停車させた。その後確認したところ、木片などが見つかった。運転士は「子どもが線路内に立ち入っていた」などと話しているという。

 電車はその場に約4分間停車。乗客60人が乗っていたが、けがはなかった。