輪島で長年愛されてきたケーキ 88歳の祖母も腕を振るい被災した老舗洋菓子店がシェアキッチンで再開 

AI要約

能登半島地震で全壊した石川県輪島市の洋菓子店が野々市市のシェアキッチンで営業再開

長男が提案し、チーズブッセや洋酒を染み込ませたケーキが人気

今後も月に1回程度シェアキッチンでの営業予定

輪島で長年愛されてきたケーキ 88歳の祖母も腕を振るい被災した老舗洋菓子店がシェアキッチンで再開 

能登半島地震で店舗兼住宅が全壊した石川県輪島市の洋菓子店が野々市市のシェアキッチンで8日から営業を再開しています。

8日から2日間の日程で営業を再開しているのは、輪島市河井町のたかの洋菓子店です。

輪島での再開の目途が立たない中、長男の髙野 護さんがシェアキッチンを活用した販売を提案し、出店は先月に引き続き2回目となります。8日は髙野さんが母・貴子さんや祖母の美智代さんらとともに作り上げた看板商品のチーズブッセと、パン生地に洋酒を染み込ませたケーキが並べられさっそく買い物客が訪れていました。

買い物客

昔から家族みんなで食べていたチーズブッセなのですごく楽しみにしてきた

たかの洋菓子店 長男 髙野 護さん

「幸いにもお客さんにずっと愛していただいている商品なので、おいしいは間違いないかなと思うのでぜひ食べてもらいたい」

ケーキの販売は9日も行われたかの洋菓子店では今後も月に1回程度シェアキッチンでの営業を行っていきたいとしています。