「生活費や車買うのに充てた」 知人の妻の口座から現金4150万円を横領した疑い、67歳無職の男再逮捕

AI要約

知人の妻の口座から現金4150万円を着服したとして、無職の長尾秀樹容疑者が再逮捕された。

長尾容疑者は知人の男性から管理を引き受けた妻の口座から4150万円を引き出し、自身の生活費や車購入に充てたと話し容疑を認めている。

長尾容疑者と被害者の男性は一般社団法人を運営しており、長尾容疑者は以前にも法人口座から現金を着服した容疑で起訴されていた。

 知人の妻の口座から現金4150万円を引き出し、着服したとして、神戸西署は5日、横領の疑いで神戸市西区糀台4、無職長尾秀樹容疑者(67)=横領罪で起訴=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は2022年8月から23年1月まで、同区に住む知人の男性(91)から管理を引き受けた男性の妻の口座から、83回にわたり計4150万円を引き出し、横領した疑い。署によると「自分の生活費や車を買うのに充てた」と話し、容疑を認めているという。

 署によると、長尾容疑者と被害者の男性は、ボランティアや相続のアドバイスを目的とした一般社団法人を運営していた。長尾容疑者は今年5月、法人口座の現金計9千万円を着服したとする横領罪で神戸地検明石支部に起訴されていた。