【山口県】[㈱トクヤマ]データ分析ツールを自社開発 グループ全社でAI活用

AI要約

山口県周南市御影町の総合化学メーカー、㈱トクヤマは、データ分析ツール「Tokuyama AutoML」を自社開発し、機械学習モデル作成の自動化を実現した。

従来よりも7、8割の作業時間削減が可能で、データサイエンスの知識がない社員でも活用できる点が特徴的。

同社はグループ全体で活用し、生産性向上や課題解決に貢献することを目指している。

 山口県周南市御影町の総合化学メーカー、㈱トクヤマ(横田浩社長)は、時系列データなどの数値から特定の項目を予想する「機械学習モデル作成」の自動化が可能となるデータ分析ツール「Tokuyama AutoML(Machine Learning)を自社開発し、5月24日に発表した。

 同社が取り組むTDX(Tokuyama DX)のうち「AI推進・活用支援タスクフォース」の活動で開発したもの。データサイエンスの専門知識を持たない社員でも、データから示唆を得ることや、機械学習モデルの作成が可能で、従来よりも作業時間が7、8割削減されるという。

 同社はグループ全社で活用することで、生産性向上、機能強化、スピードアップを図り、課題解決を進めていくとしている。