アパートの工事現場で電動工具を物色…作業員が取り押さえる「盗もうとした男を確保」窃盗未遂容疑の38歳の男「いい物だったら持っていこう」
38歳の男が札幌市のアパートから電動工具を盗もうとしたが、現場にいた男性が阻止して警察に通報。男は半分は興味半分は盗もうと考えていたと供述。
男は窃盗未遂の疑いで逮捕され、詳しい動機などが警察によって調査中。
盗もうとした電動工具は時価1万5000円相当のインパクトドライバーで、外壁工事中のアパートの車庫に置いてあったもの。
4日午後、札幌市豊平区のアパートの車庫から電動工具を盗もうとした38歳の自称無職の男が逮捕されました。
窃盗未遂の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区東札幌5条2丁目の38歳の自称無職の男です。
男は4日午後4時過ぎ、札幌市豊平区美園8条3丁目にあるアパートの車庫から、電動工具のインパクトドライバー(時価1万5000円相当)を盗もうとした疑いが持たれています。
警察によりますと、当時、現場のアパートでは、外壁工事中で、盗まれそうになったインパクトドライバーは、作業していた59歳の男性が車庫に置いていたものでした。
男性が、車庫に戻った際にインパクトドライバーを手にした男と鉢合わせになり、男性は男を取り押さえて「インパクトドライバーを盗もうとした男を確保している」と警察に通報し、駆け付けた警察官に引き渡したということです。
取り調べに対し、38歳の自称無職の男は「半分は興味があったから見ただけで、半分はいい物だったら持っていこうと思っていました」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、詳しい動機など当時の状況を調べています。