新緑に映える赤や白 宇都宮でトチノキの花見頃 県都に彩り
宇都宮市中心部のシンボルロード周辺でトチノキの花が見頃を迎え、県都に彩りを添えている。
トチノキは県木として親しまれており、県総合文化センターの敷地や、県庁正門前交差点から本町交差点にかけての約300メートルの道沿いには50本ほど植栽。同センターによると、例年並みの4月下旬に咲き始め、今週末ごろまで楽しめる。
小雨が降った7日、つややかな新緑にブドウの房のように連なった赤や白の花が映えていた。足を止めて見入る通行人の姿もあり、同市下田原町、主婦海老澤(えびさわ)チヨ子(こ)さん(74)は「赤い花がかわいらしい。最高の時に来た」と笑顔を見せた。
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