東広島市の「PFAS検出問題」 アメリカ軍川上弾薬庫の水質調査など国に要望 湯崎知事と高垣市長

AI要約

東広島市と県がアメリカ軍川上弾薬庫の水質調査を要望

要望書ではPFASの調査や健康影響調査などを求める

湯崎知事が国会議員に施策説明、進展期待

東広島市の「PFAS検出問題」 アメリカ軍川上弾薬庫の水質調査など国に要望 湯崎知事と高垣市長

東広島市を流れる瀬野川周辺系の井戸水などから、国の暫定指針値を超える有機フッ素化合物=PFASが検出されている問題を受け、県と東広島市はアメリカ軍川上弾薬庫の水質調査などを国に要望しました。

国の来年度予算編成に向けた県の施策提案に合わせて、湯崎知事と東広島市の高垣市長は防衛省を訪れ、鬼木誠副大臣に要望書を手渡しました。

要望書ではPFASが使われた泡消火剤について、川上弾薬庫での保有履歴や処分方法を公表するようアメリカ側に働きかけることやPFASが検出された地域での健康影響調査や対策への財政措置などを求めています。

【湯崎知事】

「どこが汚染源かという調査とそれが判明した場合にどう対応するか、方針を明らかにしてほしい」

【東広島市・高垣市長】

「(副大臣から)米軍に我々の思いを伝えていくというご発言があったので、これから一定の進展が見込まれるのではないか」

これに先立ち、湯崎知事は4日朝、都内で県選出の国会議員に対し、来年度の提案施策について説明しました。