台湾児童18人が訪れる 南小5、6年、英語で交流 三重・松阪

AI要約

三重県松阪市小片野町の市立南小学校と台湾の台北市立萬興小学校の児童が国際文化交流を行った。

両校の5、6年生は英語でコミュニケーションを取り、親睦を深めた。

交流では自己紹介や図書室でのワークシート活動、折り鶴作りなどが行われた。

台湾児童18人が訪れる 南小5、6年、英語で交流 三重・松阪

 三重県松阪市小片野町の市立南小学校(大瀧郁子校長、50人)の5、6年生は3日午前10時半から同校で、台湾の台北市立萬興(ワンシン)小学校の児童18人と国際文化交流を行った。英語でコミュニケーションを取って同年代の友達と親睦を深めた。

 市教育委員会などを通じて両校の5、6年生は昨年度、英語の授業の一環としてオンラインで2回交流。その後も手紙を送り合うなど親交を続けてきた。

 この日は、萬興小学校の4年生から6年生の有志18人が来日し、同校を訪問。南小学校からは5、6年生17人が体育館で出迎えた。児童会の村田莉桜香会長(6年)は「南小へようこそ。皆さんと会うことを楽しみにしていました。たくさん交流して有意義な1日にしていきましょう」とあいさつし歓迎した。

 それぞれの自己紹介と校内見学に続き、図書室でワークシートを使ったコミュニケーションをし、折り鶴を作るなどして交流した。ワークシートにはハンバーガーやアイスクリームなどの絵とともに英語で会話の例題が書かれている。児童らはシートを持って「do you like hamburger (ハンバーガーは好き)」などと質問。折り紙では南小の児童が鶴の折り方を教え、「like this(こんなふうに)」と手本を見せると、萬興小の児童は笑顔でうなずくなどした。

 上村虎太朗君(5年)は「英語が結構難しかった。台湾の人たちが英語ができたので、すごいなと思った。楽しかった」、藤川美月さん(6年)は「直接会うのは初めてだったので最初は緊張したけど、楽しいです」とそれぞれ話した。