「浜名湖花博」ガーデンパーク会場きょう閉会 最後の週末、多彩な催し ヒマワリやコスモス見頃

AI要約

浜名湖花博2024が会期58日間を終え、閉幕の日には多彩な催しが行われて大勢の来場者で賑わった。

浜名湖ガーデンパーク会場では、花織り畑やSDGs花緑配布キャンペーンなどが人々を魅了し、家族や友人と楽しい時間を過ごした。

花博のテーマであるサステナブルに沿って、花苗のプレゼントやトークショーなど様々なイベントが開催された。

「浜名湖花博」ガーデンパーク会場きょう閉会 最後の週末、多彩な催し ヒマワリやコスモス見頃

 浜名湖エリアを舞台とした花と緑の祭典「浜名湖花博2024」(実行委員会主催)の浜名湖ガーデンパーク会場(中央区)が2日、58日間の会期に幕を下ろす。最後の週末を迎えた1日も同会場では多彩な催しが行われるなどし、大勢の来場者でにぎわった。

 同園最大の花壇「花織り畑」では、浜名湖の形をイメージして植えられた約1万8千本のヒマワリやコスモスなどが見頃のピークを迎えている。閉会を惜しむように色とりどりの花々が咲き誇り、晴天に恵まれたこの日も家族連れや友人同士で写真を撮ったり、散策を楽しんだりした。

 今回の花博はサステナブル(持続可能)をテーマに掲げているため、1、2の両日は「SDGs花緑配布キャンペーン」と銘打って会場に展示した花苗を来場者にプレゼントする。1日は装飾用のペチュニア、マリーゴールドなどを750人に配布。記念に持ち帰ろうと、来場者が100メートル超の列をつくった。

 家族4人で訪れた同区の会社員飯塚秀一さん(35)は「家族の思い出として大切に育てたい」と話した。

 このほか、県立農林環境専門職大(磐田市)の特別出展や、会場の庭園を手がけたガーデナーらが花博への思いを語るトークショーも行われた。

 2004年の「しずおか国際園芸博覧会(浜名湖花博)」の20周年記念事業として開かれ、同会場は4月6日にオープンした。実行委によると、同会場には今月1日までに50万人弱の来場があったという。2日は閉会式やフラワーガーデンコンテストの表彰式、20年間活動したボランティアへの感謝状贈呈などが行われる。

 はままつフラワーパーク会場(中央区)は16日まで開催している。