【無印良品】次元が違う快適さ!取回しのよさで弱点をカバーしたキャリーケースが驚くほど使いやすい/編集長のお墨付き『コレ買いです』

AI要約

無印良品の「バーを自由に調節できる ハードキャリーケース(36L)」を検証。39段階の調節が可能で、使い勝手が良い。

軽くて静かに走るダブルホイールのキャスター、ストッパーボタンの機能も快適さを向上。

ユーザーの声を反映した画期的なアイデアが評価される、無印良品のハードキャリーケース。

【無印良品】次元が違う快適さ!取回しのよさで弱点をカバーしたキャリーケースが驚くほど使いやすい/編集長のお墨付き『コレ買いです』

モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回は、無印良品の「バーを自由に調節できる ハードキャリーケース(36L)」を相手に、その使い勝手をじっくり検証してみました!

ユーザーから寄せられる声に真摯に応え、これまでも魅力的な商品を開発してきた無印良品。以前に本連載でもご紹介した「肩の負担を軽くする 撥水 上から開くリュックサック」なんかが、まさにそうですよね。「こんなのがあればいいな」という要望が叶えられた製品には、思わず「いいね!」としたくなるようなアイデアが宿っているんです。

無印良品

バーを自由に調節できる ハードキャリーケース(36L)

¥19,900(税込)

約W37×H54×D24㎝

今回ご紹介する「バーを自由に調節できる ハードキャリーケース(36L)」も、そんなユーザーの声がいきた画期的なキャリーケースでしょう。その名称にある通り「バーを自由に調節できる」機能を備えたところが、ユニコーンな存在感を放っているんです。

キャリーケースというと、みなさん何に注目されますでしょうか? どれだけの荷物が入るか、機内に持ち込みできるか、ポケットなどの収納構造は……といったところが、おそらく主なポイントになるはず。購入を検討する際にキャリーバーの機能性が俎上に載るのは、だいぶ後だと思います。しかし、ケースをゴロゴロ転がすのにキャリーバーは不可欠な存在。ここの出来不出来は、使い勝手を評価するうえでかなり大きなウエイトを占めています。

とはいえ、見るべきところは逆U字かT字かの形状だったり、握るところの材質だったりくらいが関の山。高さを調節できるといっても、たいていは片手で数えるくらい段数だし、「多段階調節機能付き」といっても10を超えることは稀でした。

ところがこの「バーを自由に調節できる ハードキャリーケース(36L)」、本当に“バーを自由に調節できる”んです!

測ってみたところ、用意されていたのは驚異の39段階。およそ1㎝刻みで高さを調節することができました。

この機能の何がすばらしいかというと、常にベストなポジションでキャリーケースを引けるいうことです。身長はもちろん、腕の長さやその日に履いた靴底の高さによっても、その人にとってベストとなるバーの高さは変わるもの。それに、混雑した場所ではもっと体の近くに寄せたり四輪で走行させたりとシチュエーションによっても引き方は変わるものです。この無印良品のキャリーケースはさまざまな変数に対応し、いつでも力が最適に伝わる高さにバーを調節することができるんです。

実際に街中で使ってみて、実に快適でした。「バーが微妙に高く、肘を張りながら腕に力を入れてケースを動かす」みたいな、従来のキャリーケースで“あるある”なシーンがないんです。常に腕をリラックスさせた状態で、体全体の力を使って引くことができる。快適だし、疲労感も少ない。その利点は、かなりでかいです。

スムーズに動くダブルホイールのキャスターが採用されているのも、快適さを高めていました。走行音も静かで、ガラガラ音が気になりがちな状況でもストレスなく使えます。

キャリーバーの取付部には、ストッパーボタンを配置。これをプッシュするだけで、キャスターをロックできます。電車内など、勝手に転がってしまう危険性のあるシーンで重宝するもので、こうした機能も取回しのよさを高めていました。