新宿ミロード、来年閉館へ 1984年開業から40年「好きに生きてこ、これからも。」前向きメッセージ

AI要約

小田急SCディベロップメントは新宿ミロードを閉館することを発表。

40周年を迎えた同施設は20代女性向けの専門店から構成されている。

閉館は新宿駅西口地区開発計画の進捗に伴い、将来の施設管理運営への関心から。

新宿ミロード、来年閉館へ 1984年開業から40年「好きに生きてこ、これからも。」前向きメッセージ

 小田急SCディベロップメントは19日、同社が運営する新宿駅直結の商業施設「新宿ミロード」を来年3月16日をもって閉館すると発表した。

 1984年の開業から40周年となる同施設。20代の女性をターゲットにしたファッションフロアやレストランフロアなど約100店の専門店から構成されている。

 同施設は特設サイトを設け、フィナーレムービー「Good bye Movie」を公開。「好きに生きてこ、これからも。」と前向きなメッセージを公開し、閉館までキャンペーンを行うことを告知(10月4日から)。「思い出」「未来」「感謝」「お別れ」の4つのフェーズに分け、新宿ミロードらしい、明るく楽しいイベントを多数実施することも発表した。

 閉館の理由は、小田急電鉄株式会社・東京地下鉄株式会社・東急不動産株式会社の共同事業である「新宿駅西口地区開発計画」の進捗に伴うもの。同開発は2029年度竣工予定で、竣工後の「当該建物『B区』の管理運営」の受託に向けて、小田急電鉄と「B区」の構想に関する協議・検討を進めていると説明。

 「長年培ってきた新宿ミロードの運営ノウハウを活かし、地域に根ざした、お客さまに愛される商業施設をさらに発展させます。時代や顧客のニーズの変化に対応し、常に新しい価値を創造することでお客さまと地域がつながる『楽しい』空間を創出し、素敵なくらしの実現に貢献してまいります」とコメントした。