友人に「スマホ代が月9000円」と言ったら、高すぎると言われた! 友人は「1000円」らしいですが、なぜこんなに差があるのでしょうか? 会社を変える必要がありますか…?
スマートフォンの所有率が90.6%に達し、携帯電話のほとんどがスマートフォンとなった。
携帯料金の構成や平均的な金額、差異について解説。
携帯料金を抑えるためのポイントと、高額と低額の一例を紹介。
総務省情報流通行政局の調査によると令和5年のスマートフォンの所有率は90.6%となり、所有する携帯電話のほとんどがスマホとなりました。スマホは契約する通信会社やプラン、利用する機種など選択肢が多く複雑なので、契約したときのままで携帯料金を見直していないという人も多いのではないでしょうか。
本記事では、契約する通信会社やプラン、利用する機種による月額料金の差について解説します。携帯料金を抑えるポイントについても紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
携帯電話の料金は大きく分けると、利用料金に該当する「通信料」と、機種本体を購入するための費用である「機種代金」の2つがあります。株式会社MM総研が実施した2024年7月の調査によると平均的な金額は以下の通りです。
●通信料:4363円(月額)
●機種代金:7万5793円
機種代金は、一括払いか分割払いかを指定でき、分割回数は企業によって異なりますが、12~48回を選択できるケースが多く、仮に平均的な金額である7万5793円であれば、12回で月々約6316円、48回で月々約1579円となります。通信料と合わせると、およそ6000円~1万円が平均的な携帯料金といえます。
前記の金額はあくまでも平均値です。実際の月額料金は、タイトルのように人によって差があります。高額なパターンと低額なパターンの一例を紹介します。
■月々9000円の例
いわゆる大手キャリアの通常プランとして、ドコモのeximoギガ無制限プランを各種割引適用なしで利用し、機種代金は平均的な機種を36回分割払いしている例です。
●契約先:ドコモ
●プラン:月々7315円
●本体代:月々2105円
計9420円
■月々1000円の例
通信会社として格安スマホのmineoを選択し、安価なプランを適用しています。機種は以前から利用しており代金の支払いが完了していることを想定しています。通信品質に制限はありますが、安価に携帯を利用できます。
●契約先:mineo
●プラン:月々990円 マイそく1.5Mbpsプラン
●本体代:月々0円
計990円