災害時、避難の判断基準は?高齢者は「警戒レベル3」で避難を。地震、集中豪雨が起きたときに取るべき行動を解説

AI要約

災害時に取るべき初期行動に関する情報がまとめられています。警戒レベルや避難の判断基準、被災直後の行動など、具体的な対応方法が示されています。

地震や豪雨の際には安全を確保するための行動や注意点が述べられています。電気のスイッチやガスの確認、家具の固定、連絡手段の工夫などが紹介されています。

集中豪雨や台風の場合の対応方法について記載されています。水害や浸水への対策や、上階への避難などの具体的な行動が述べられています。

災害時、避難の判断基準は?高齢者は「警戒レベル3」で避難を。地震、集中豪雨が起きたときに取るべき行動を解説

豪雨や地震などの災害に見舞われた際に役立つ知恵をまとめました。非常時にこの記事を参照することで、落ち着いて行動する助けになることを願います(編集部)(イラストレーション◎seesaw.)

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◆災害時に取るべき初期行動

【集中豪雨や台風の時】

水害や土砂崩れなどの災害が発生するおそれがある時、避難に時間のかかる高齢者等は「警戒レベル3」で避難を。

「警戒レベル4」が出たら全員が避難しましょう

◆避難の判断基準

避難方法は市区町村ごとに異なるため、事前に避難所などを調べておきましょう

◆被災直後の自宅での行動

慌てると、正しい判断や行動が難しくなります。ケガやパニック、火災などの二次災害を防ぐために、落ち着いて行動しましょう

【地震の揺れが収まったら】

(1)電気のスイッチをすぐに入れない/むやみに火をつけない

配管が損傷してガス漏れしていた場合、引火して爆発したり、通電火災が起こる可能性が。調理中だった場合はガスの火を消す。その後、ガス漏れしていないか臭いを嗅いで確認。ガスの臭いがしたら窓を開ける

(2)ドアを開けて出口を確保

大きな揺れが収まっても余震は続くため、いつでも避難できるよう、部屋の窓や扉、玄関のドアを開けておく

(3)家具を倒しておく

余震に備えて、倒れそうな家具はあらかじめ倒しておく

(4)不要不急の電話はしない/携帯電話を省エネモードにする

安否確認の電話が殺到すると、被災地の電話回線がパンク状態になりがらなくなるため、LINEやSNSなどの連絡方法を活用する。また、携帯電話のバッテリーを長持ちさせるため、省エネモードに切り替える

◆集中豪雨・台風の場合

河川などの水が溢れても、「家屋が流されるおそれがない」「自宅の居室が浸水する深さより高い」「浸水が継続しても十分な備蓄が準備できている」場合は、上階へ移動し、そこにとどまることで安全を確保する