「ブラジャー」にワイヤーは本当に必要?【ワイヤレス・ワイヤー入り】それぞれの優れているポイント

AI要約

ワイヤー入りとワイヤレスブラの違いについて、専門家の意見を元に解説。

胸に合ったブラの重要性とサポート力、フィット感の大切さ。

ワイヤレスブラでも適切な構造と素材を選ぶことで胸の形状をキープ。

「ブラジャー」にワイヤーは本当に必要?【ワイヤレス・ワイヤー入り】それぞれの優れているポイント

ブラにワイヤーは必要か、不必要か。この議論は昔からあるけれど、左右のワイヤーがナイロンの生地を突き破り、両胸を同時に刺したあの日から、イギリス版ウィメンズヘルスのエディター、エマ・グリットはワイヤレスブラ派になった。でも、着け心地を優先することで、胸の形が犠牲になるのは分かっていた。

でも、胸にとって一番よいのは、本当にワイヤー入りのブラなのだろうか? その真相を探るべく、イギリス版ウィメンズヘルスがブラと胸の専門家に話を聞いた。

ワイヤー入りのブラは構造上、ワイヤレスブラよりもフィット感とサポート力が高く、オシャレ着ではとくに胸の形をよく見せる。

そして、高級シェイプウェア&ランジェリーブランド『Anita UK』のミシェル・ダンカンによると、脇の下や横乳にワイヤーが刺さるのは、大抵ブラが胸に合っていないせい。

「ワイヤレスブラはワイヤーが胸に刺さらない分、着け心地がよいという声は多いです。でも、ワイヤーが胸に刺さるのは、サイズが合っていないからでしょう。とはいえ、どちらのタイプにもファンはいますし、ワイヤレスブラが着けていることを忘れるくらい胸をやさしく包み込み、サポートしてくれるのは確かですね」

ブラのサイズが分からない人は、ランジェリーショップで測ってもらって。ただし、バストサイズはホルモンとともに変わること、ブラのサイズはブランドによって異なることを忘れずに。

どちらのタイプにも長所と短所があるけれど、なによりも大切なのはサポート力とフィット感。

「ブラが胸に合っていないと、いろいろな問題が起こります。ワイヤーが当たって痛かったり、胸がはみ出たり、胸の形が崩れたり、カップが浮いたり。これでは服もキレイに着られません」とダンカン。「ワイヤーがあってもなくても、ブラがフィットしていれば服のシルエットもキレイに見えるはずですよ」

ダンカンによると、ワイヤレスブラでも胸はしっかりサポートできる。もちろん可愛くて安いだけの三角ブラでは、歩くだけでも胸が揺れる。大事なのは、ブラの構造をチェックして、サポート力の高い一品を選ぶこと。

「サポート力は複数の機能が合わさって得られるものなので、高品質の素材を使っていること、不必要な縫い目がないこと、フロントパネル(正面から見てカップ以外の部分)が見えないこと、ストラップが調節可能で非伸縮性であること、カップサイズが大きい場合はアンダーベルトが広いことなどを確認しましょう。カップが2層になっていれば、胸の形がよくなります」