VANSのチェッカーボード柄スリッポン【俺たちを虜にする3つの引力の正体とは?】

AI要約

ヴァンズの代表的なスニーカーであるチェッカーボード柄スリッポンの歴史や特徴について紹介。

1979年に登場し、シンプルなデザインやストレスフリーな履き心地で幅広い層から支持を集める。

チェッカーボード柄のアイデアは、スケーターたちがシューズのミッドソールに色を塗って表現したことから生まれた。

VANSのチェッカーボード柄スリッポン【俺たちを虜にする3つの引力の正体とは?】

数あるスニーカーブランドの中でも、横ノリファッションを語る上で絶対に外せない存在として世界から支持され続けている「ヴァンズ(VANS)」。そんなブランドを代表するスニーカーのなかでも、知れば誰かに話したくなるような誕生秘話や歴史があり、スケーターだけでなく洒落者やセレブリティまで、幅広い層から絶大な支持を集めているのが「チェッカーボード柄スリッポン」だ。

チェック柄のスリッポンと聞いて、ほとんどの方が真っ先にヴァンズを思い浮かべるのではないだろうか。ヴァンズの「チェッカーボード柄スリッポン」は、海外のセレブリティからファッショントレンドを牽引する業界人にまで選ばれるほど、世界的に定番としての地位を確立している存在だ。あらゆるスタイルに合わせやすいシンプルなフォルム、白を基調としたボディにチェッカーボード柄をプリントしたほど良い遊び心のあるデザイン、そしてシューレース入らずで簡単に着脱できるストレスフリーな履き心地など。1979年の登場以来、大きなデザインチェンジなく幅広い層から愛され続けている。

ヴァンズのチェッカーボード柄スリッポンは、数あるスニーカーの中でも興味深い歴史のあるモデルという点も世界的に人気を集める理由のひとつだ。ここからはチェッカーボード柄スリッポンにまつわる意外な歴史を紹介していく。

ヴァンズでチェッカーボード柄が採用されたのは、1979年ごろ。VANSの創業者であるポール・ヴァン・ドーレンの息子スティーブ・ヴァン・ドーレンが、当時10代のスケーターたちがシューズのミッドソールに色を塗ってチェッカーボードを表現していることを発見。このアイデアから着想を得て、ミッドソールではなくスリッポンのアッパーキャンバスにチェッカーボード柄をプリントすることを考案したという。

編集部 橘「当時ヴァンズのスリッポンは、#98という数字の名称で親しまれていました。ちなみに、当時スリッポンは他にも履き口にパッドを入れない#48というモデルも展開されていたようです。ファンの間では、チェッカーボード柄は#48のスリッポンが誕生した頃に生まれたとの噂も。現在#48は定番ラインでの展開はないですが、稀に復刻モデルが販売されることがあります。」