ずっと地味色ばかり着てきたけれど...。40代が色を着るなら派手色よりも「パステルカラー」をおすすめしたい理由【スタイリスト佐藤佳菜子】

AI要約

スタイリスト佐藤佳菜子さんが苦手な服に挑戦する面白さに気づき、色ものやロゴTなど新たなアイテムにチャレンジしている。

若い人との交流や若者の持つエナジーに刺激を受け、自身の成長につながっていると感じている。

年齢とともにパステルカラーが似合うかもしれないと考え、新たな色に挑戦する決意を示している。

ずっと地味色ばかり着てきたけれど...。40代が色を着るなら派手色よりも「パステルカラー」をおすすめしたい理由【スタイリスト佐藤佳菜子】

スタイリスト佐藤佳菜子さんの私服コーディネート企画、第3回目のテーマは「今まで避けてきた服」。長年「似合わないものは着ない」と決めていた佐藤さんの心境の変化とは? 大人が取り入れやすい色もの&ロゴT選びのコツと合わせてお話をうかがいました。

 

「今、私に付いてくれているスタイリストアシスタントは20代前半。手取り足取り教えないといけないし、もっと社会人経験豊富な人にアシスタントに付いてもらった方が楽なのかもしれませんが、あえて若い人を育てることに挑戦しています。彼女たちが持っているエナジーや独特の文化に触れることはやっぱり刺激になるし、若い人と向き合うことが自分自身の成長にも繋がっている気がするので。

それは苦手な服に挑戦するのと同じこと。職業柄いろんな服を自由に着ているように見えるかもしれませんが(笑)、若い頃は特に、目指すクオリティに到達しなさそうなアイテムには初めから手を出さないようにしていたので、この歳になっても実は着たことのない色やデザインの服が結構たくさんあります。

苦手な服を今さらあえて着る必要はないかもしれないけれど、自分にとって簡単じゃない服に挑戦する面白さに気づき始めて、最近は色ものやロゴTなど、今まで積極的に手を出してこなかったアイテムに少しずつチャレンジしています」

 

 KANAKO’S コメント 

昔から色もの、特に淡い色がずっと苦手で、パステルカラーの服なんて着たことがありませんでした。でも年を取ってきたらパステルカラーが実は似合うんじゃないか? と思うように。鮮やかな赤やピンクなど、強い色を私が着るとどうしてもクセの強い人みたいになってしまうのですが、パステルカラーは白っぽい色が混ざっているので顔映りがいいし、日焼けした私の肌にも合うし、どこか幸せそうに見えるかなと思って。

ボトムスにベージュやグレーを合わせればさほどコントラストが強く出ないので、勇気を出さずとも着られるんです。今も自分の中では着れる色着れない色、いろいろありますが、色を着るならこれからはパステルにしようと思っています。