毎日ランチは「冷食弁当」持参で節約していますが、冷食の値上げがイタいです…「コンビニおにぎり+サラダ」にしてもランチ代は変わらないでしょうか?

AI要約

冷凍食品価格の値上がりにより、コンビニおにぎり+サラダよりも冷食弁当の方がコスパがいいことが分かる。

ランチの平均予算は452円で、手作りお弁当が最も安い。

冷食弁当の価格は平均222.3円程度で、コンビニおにぎり+サラダよりも160円程度安い。

毎日ランチは「冷食弁当」持参で節約していますが、冷食の値上げがイタいです…「コンビニおにぎり+サラダ」にしてもランチ代は変わらないでしょうか?

お弁当に入れやすくコスパがいいとされている冷凍食品ですが、各メーカーにて値上げが行われています。毎日かかるランチ代を節約するために、冷凍食品に頼っていた方は、やる気をなくした方もいるでしょう。

そこで本記事では冷食弁当(冷凍食品を使ったお弁当)と「コンビニおにぎり+サラダ」のランチ代は変わらないのか、価格を比較して解説します。

ランチにかかる平均費用からも比較しています。ランチ代を安く手軽にしたい方は、ぜひ参考にしてください。

コスパがいいといわれている冷凍食品ですが、2023年には5~20%、2024年には1~13%程度の値上げを実施した食品メーカーがあるようです。このような結果をみると、このまま冷凍食品をランチのお弁当に使い続けて大丈夫なのかと、不安な方もいるでしょう。

そもそもランチの平均予算はどの程度なのか、次で詳しく解説します。

株式会社リクルートが実施した「有職者のランチ実態調査」を基に、ランチの予算を形態別にまとめました。ランチの平均予算はどの程度かかるのか、みていきましょう。

表1

※株式会社リクルート「有職者のランチ実態調査」を基に筆者作成

リクルートのプレスリリース資料によると、「総額(1回あたりの平均値×平日いずれか実施した人の人数×1週間あたりの平均回数)」および「のべ回数(平日いずれか実施した人の人数×1週間あたりの平均回数)」を食事ごとに算出した結果、ランチの平均予算は452円程度だと分かりました。

ランチは出前やデリバリー、外食だと1000円以上かかり、手作りのお弁当だと最も安い300円台であることが分かりました。表1だけでもお弁当は平均以下なので、節約できる可能性が高いでしょう。

手軽に購入できる「コンビニおにぎり+サラダ」と、冷食弁当(冷凍食品を使ったお弁当)はどちらが安いのか比較してみました。それぞれの価格をみていきましょう。

■お弁当にかかる費用は256円程度

冷凍食品を使ったお弁当にかかる費用について、株式会社ニチレイフーズが行った「全国お弁当事情に関する調査2024」によると、平均は222.3円程度だと分かりました。

しかし、昨今の物価高の影響もあり、冷凍食品の費用は平均以上かかると予測されます。

■「コンビニおにぎり+サラダ」の価格は最も安くて388円程度

大手コンビニ店の商品情報を使用し、手巻きおにぎり(135円)、玉ねぎサラダ(225円)、ドレッシング(28円)の3点を購入すると仮定すると388円になり、冷凍食品による弁当の方よりも160円程度高くなることが分かりました。

このことから最も安い「コンビニおにぎり+サラダ」よりも、冷凍食品を使用したお弁当の方が安いと分かります。