「ペット」と過ごす時間はストレス軽減だけでなく血圧にも好影響が!ペットが健康に与えるメリット

AI要約

ペットと過ごす時間が心身に与える影響について科学的な理由を紹介。

犬や猫との触れ合いで幸福感をもたらす脳内化学物質が分泌され、ストレスや孤独感を和らげる。

ペットとの時間は心拍数や血圧の低下、健康維持、予期せぬ出会いをもたらす。

「ペット」と過ごす時間はストレス軽減だけでなく血圧にも好影響が!ペットが健康に与えるメリット

疲れた1日の終わりにペットとぬくぬくしていると1日のあれこれが消え去り、気づいたら心はすっかりリラックス。実はペットの手により心が癒やされるのには、科学的な理由があるのだとか。犬や猫はもちろんのこと、金魚さえもが私たちをハッピーかつヘルシーにしてくれるそう。今回は、アメリカ版ウィメンズヘルスが調査した、ペットとの時間が心身に与える影響をご紹介。

犬と30分一緒に過ごすだけで、幸福感をもたらす脳内化学物質が分泌される。すると、そのハッピーオーラを犬が察知し、犬の気分もよくなるのだとか。

犬に限らず、猫だってブルーな気分を和らげてくれる。猫の飼い主は孤独に感じることが少なく、士気が高いと言われている。それは、動物と寄り添うことで “愛情ホルモン”のオキシトシンが分泌されるから、と考えられるそう。

ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌量を下げるのに必要なのは、犬と5分間触れ合うこと。ある実験では、クタクタに疲れている人が「配偶者よりもペットと一緒にいた方がリラックスできる」と答えたほど、この効果は絶大。仕事中も例外じゃない。職場に愛犬を連れてきた人には、1日中ストレスレベルが低かったことを示す研究結果もある。

活発な犬は運動が必要なので、犬を飼うと健康を維持しやすい。犬を飼っている人は、ハードな運動を行うことに抵抗がない人が多いそう。また、犬と一緒に歩いていると、見知らぬ人に話しかけられるなど、思いがけない出会いも増えるかも。

動物をなでたり、水槽を泳ぐ魚を眺めたりしていると、心拍数と血圧が低下するそう。また、ペット好きには、心臓に有害なコレステロールや中性脂肪が少ないとも言われている。何よりうれしいのは、愛犬や愛猫と暮らすだけで医者にかかる回数が減り、心臓が強くなるかもしれないということ。これまでの研究から、猫の飼い主は心臓病で亡くなる可能性が低く、犬の飼い主は心臓発作から1年たったときの生存率が9倍ほど高いこともわかっている。

さあ、これまで以上にペットと触れ合う時間を増やさなくちゃ!

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。