メルカリの新サービス「エコメルカリ便」のどこがエコなのか?

AI要約

現在、年間で50億個以上の宅配便が日本全国に届けられているが、そのうちの5%~10%ほどをメルカリの荷物が占めている。

特にコンビニからの発送に限定すると、およそ8割がメルカリの荷物の発送が占めているという。

メルカリが2024年2月に1万人のメルカリ利用者に対して行ったアンケートの結果、メルカリで商品を出品・発送する際に面倒・手間だと感じることとして「送料を抑えるために梱包サイズを小さく工夫する」、「送料を考慮して販売価格を決める」、「商品のサイズを測る」という回答が多かったという。

エコメルカリ便の最大の特色は、サイズによる送料の変動がないこと。宅配便100サイズまで一律730円で発送できるという、シンプルでわかりやすい料金設定なので、「面倒・手間だと感じること」の約6割を占める「送料を抑えるために梱包サイズを小さく工夫する」手間が不要になる。

メルカリの新サービス「エコメルカリ便」のどこがエコなのか?

現在、年間で50億個以上の宅配便が日本全国に届けられているが、そのうちの5%~10%ほどをメルカリの荷物が占めている。

特にコンビニからの発送に限定すると、およそ8割がメルカリの荷物の発送が占めているという。そう聞くと、「もはやメルカリでの売買を経験したことがない日本人は少数派なのかも」という気がしてくる。

だが実際は、メルカリで商品を購入するのに抵抗はなくても、出品・発送にはあまり積極的ではない人も多い。

メルカリが2024年2月に1万人のメルカリ利用者に対して行ったアンケートの結果、メルカリで商品を出品・発送する際に面倒・手間だと感じることとして「送料を抑えるために梱包サイズを小さく工夫する」(58.1%)、「送料を考慮して販売価格を決める」(52.6%)、「商品のサイズを測る」(34.5%)という回答が多かったという。

ちなみに「らくらくメリカリ便」だと、60サイズまでが750円、80サイズまでが850円、100サイズまでが1,050円になる。送料を安くするためには、家にある段ボール箱を改造して小さくしたり、梱包を工夫しなければならない。

また、荷物が大きいほど送料が高くなるため、それを考慮して出品する商品の価格を決めなければならない。こうした面倒さを経験したことから、出品を敬遠する人が多いのだ。

こうした出品・販売へのハードルを下げるために、メルカリが2024年3月28日にスタートさせた新たな配送サービスが、「エコメルカリ便」だ。

エコメルカリ便の最大の特色は、サイズによる送料の変動がないこと。宅配便100サイズまで一律730円で発送できるという、シンプルでわかりやすい料金設定なので、「面倒・手間だと感じること」の約6割を占める「送料を抑えるために梱包サイズを小さく工夫する」手間が不要になる。

サイズを小さくするストレスが無くなるだけでなく、100サイズだと、「らくらくメリカリ便」(宅急便)の1,050円より150円、「ゆうゆうメルカリ便」(ゆうぱっく)の1,070円よりも170円安くなる。またエコメルカリ便のもうひとつの大きな特色が、送る時も受け取る時も、非対面で完了できること。