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大事な犬・猫守る自信ある?災害時はペットも大パニック!飼い主が万一に備えておきたい防災「か・き・く・け・こ」
ペットを飼うことで災害への不安が生じることがある。
災害時にはペットの予測不能な行動に注意し、キャリーバッグなどで安全に保護する必要がある。
災害後はペットの精神面にも気を配り、飼い主の存在が最も大切である。
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外出している時に突然の地震!
「家のペットは大丈夫だろうか・・・」
ペットを飼っている人なら、誰しも一度は思ったことがないだろうか。
大手調査会社によると、ペットを飼っている人は今や4人に1人。生活に癒やしをもたらす大切な“家族”だが、一方で飼っていて困ることとして「旅行などで家を長期間空けづらい」「お金がかかる」に続き、「災害が起きたときに不安」がランクインしている。
最も飼われている犬と猫に焦点をあて、ペットの防災について専門家に話を聞いた。
「動物を飼うと災害について真剣に考えるようになる」
こう語るのは、熊本市にある竜之介動物病院の德田竜之介院長。
德田院長によれば、地震などの災害が起きた時、飼い主がまず気をつけるべきはペットの“予測もつかない行動”だ。ぴょんぴょんとボールのように跳び上がったり、窓ガラスにぶつかったり、マンションのベランダから飛び降りたりとパニックとなり、まるで見たことがないような行動をするという。
もし、家でペットと一緒にいる時に被災した場合は、そうした行動を抑えるのにキャリーバッグなどを活用するとよい。
「犬はキャリーバッグに入れ、猫はキャリーバッグか洗濯ネットか、座布団カバーに入れるかして動けない状態にしないとだめです。キャリーバッグに入れても、ぴょんぴょん跳ぶくらいの動きなのです。閉じ込めて、災害時のショックをおさえないと」
災害が起きた後のパニックは、1日か2日ほどでおさまるそうだ。一方で、3日目くらいからは、その名残で飲まず食わずになったり、下痢をしたり、吐いたりするようになり、1週間くらいその状態が続いた後には衰弱して脱水症状が出始めるので、こうした状況にも注意をする必要があるという。
精神的ショックからの症状であることが多いとのことで、飼い主はペットのそばに寄り添い、水分をとれるよう気にかけてほしいという。精神面での一番の薬は「飼い主がそばにいること」なのだ。
では、飼い主は外、ペットが家にいる場合にはどうしたらいいだろうか。