立ち上る香りと甘酸っぱさが食欲をかきたてる生パインの酢豚 ひなちゃんパパの家族レシピ 

AI要約

果物を日常の食事に取り入れることの重要性について、料理学院副院長の江上佳奈美先生が指摘している。

簡単で手間のかからないカットフルーツを使った料理のアイデアと、パインを使用した酢豚のレシピについて紹介されている。

パインの甘酸っぱさが豚肉と相性抜群で、暑い季節にぴったりの爽やかな味わいを楽しめる。

立ち上る香りと甘酸っぱさが食欲をかきたてる生パインの酢豚 ひなちゃんパパの家族レシピ 

健康にいい、というイメージがあるけれど、なかなか食べる機会がないのが果物です。おいしいから好きですが、皮をむくのが面倒、なんて思うこともあります。

「厚生労働省は病気予防や健康増進のために、1日に取る目標量を200グラムと定めているわ。でも、多くの人が足りていないのが現状ね」

江上料理学院副院長の江上佳奈美先生がこう教えてくれました。ならば、料理にも積極的に取り入れたほうがよさそうですね。「食べ切りサイズで、皮をむくなどの手間がいらないカットフルーツを使うのがおすすめ。スーパーやコンビニエンスストアで、身近に手に入りやすいわ」

早速、カットパインを使って、酢豚を作ってみることにしました。豚肉は加熱しても、かたくなりにくい肩ロースを選びました。下味をつけた後、片栗粉をまぶしつけます。「薄くまんべんなくつけるのがコツ。余分な粉は、はたいて落としてね」と江上先生。

フライパンでこんがりと焼いたら取り出し、残った脂をペーパータオルで拭き取ります。ここからは材料を次々と投入し、一気に仕上げます。合わせ調味料を加えて炒め合わせると、おいしそうなとろみが出てきました。豚肉にまぶした片栗粉だけで、こんなふうにとろみがつくなんて簡単です。

立ち上る香りが食欲をそそり、食べ始めると、パイナップルの甘酸っぱさが、さらに食欲をかき立てます。「パインと豚肉って、とっても合うのね。暑い季節にぴったりの味だわ」とママ。缶詰のシロップ漬けとは違う爽やかな酸味が、豚肉のうまみにマッチしています。今度はサラダやチャーハンにも入れてみよう。バーベキューで「焼きパイン」もいいかも。

材料・3人分

生パイナップル(カットタイプ)……………………150グラム

豚肩ロース肉(1センチ厚さ)……………………200グラム

タマネギ………………………50グラム

ショウガ(みじん切り)……………………1かけ分

中華スープのもと、酒、しょうゆ、片栗粉、酢、砂糖、サラダ油