炎上目的？ 機内のトイレを“15分独占”し、「バズるため」にスキンケア動画を撮影した女性に批判の声あつまる
インフルエンサーが飛行機内でのマナーについて物議を醸す動画を投稿し、批判を受ける
ユーザーは飛行機内でのスキンケアルーティンを撮影し、トイレを独占していたことが問題視されている
別のインフルエンサーも飛行機内でのメイクや着替えの動画を投稿し、共用トイレの利用についての議論が巻き起こる
世界中でたびたび議論になっている「飛行機内でのマナー」。先日、機内のトイレで自身のスキンケアルーティンの動画を撮影し、TikTokに投稿したあるインフルエンサーに視聴者から批判の声が集まっている。物議を醸している動画を投稿したのは、TikTokで65万人以上ものフォロワーを抱えるケイティ・エリザベス。動画内には、「列に並んでいた女性に2分ほどかかると伝えた」というテキストともに、タイムコードが表示されている。
洗顔に目元パック、歯磨き、スキンケアなどの寝る前のルーティンを紹介したケイティだが、タイムコードは14分44秒と15分近くもトイレを独占していたことが明らかに。同動画は2024年6月21日時点で110万回以上再生されており、100件以上ものコメントが集まっている。
コメント欄には「自慢できることではないし、公共の場では周りの人に配慮すべき。このルーティンの半分は、自分の座席でもできたはず」 や「この行動がどれだけ失礼なことかわからないの？」「自分の席でできることなのに、トイレを独占するなんて」など批判の声が相次いでいる。
ケイティはこの動画のコメント欄に「みんなすぐ騙される」と、煽るような一文を投稿しており、『New York Post』誌は、「“rage bait”（レイジ・ベイディング：炎上を目的に視聴者を怒らせるために投稿し、コメントや再生回数、いいね！を通じてエンゲージメントを高めるコンテンツ）だとほのめかしているようだ」と報じている。
約93万人のフォロワーを抱えるインフルエンサーのナタリア・テイラーも、機内のトイレでメイクや着替えをする動画をTikTokに投稿。滞在時間はわからないものの、途中でドアをノックされている様子も映っている。
同動画は2024年6月21日時点で、250万回再生を突破。470件ものコメントの中には、「共用のトイレでこれだけの時間をかけるのは失礼」「着陸後に空港のトイレで着替えやメイクをすることを当たり前にしよう。自分勝手なことを正当化すべきでない」との声や、化粧品の“香り”がトイレ内の残ることを心配する声も寄せられている。
