「Threads API」公開、サードパーティアプリの開発が可能に

AI要約

Metaは会話型SNSアプリ「Threads」の開発者向けAPI「Threads API」を公開した。API提供により、外部アプリからの機能拡張が可能になり、特定の返信の表示/非表示や各種指標の確認・分析が行えるようになる。

「Threads」は2023年にリリースされたMetaのテキストベースの会話型ソーシャルネットワーキングサービスで、500文字のテキストや画像、動画の投稿が可能。利用には「Instagram」のアカウントが必要。

MetaはAPI公開により、クリエイターや開発者が独自の統合機能を構築し、Threadsのプレゼンスを大規模に管理し、コミュニティとのコンテンツ共有が容易になると期待している。

「Threads API」公開、サードパーティアプリの開発が可能に

 米Metaは6月18日(現地時間)、会話型SNSアプリ「Threads(スレッズ)」の開発者向けAPI「Threads API」を公開した。開発者向けドキュメントのほか、GitHub上ではテスト用のサンプルアプリも公開されている。

 「Threads」は「Facebook」「Instagram」を運営する、Metaが2023年にリリースしたテキストベースの会話型ソーシャルネットワーキングサービス。「X(旧:Twitter)」への対抗サービスとして登場し、最大500文字のテキストで近況を投稿してフォロワーと交流できるほか、リンクや写真、最長5分の動画も投稿できる。利用には「Instagram」のアカウントが必要。

 「Threads API」の提供により、今後はサードパーティ製アプリの登場が期待される。外部アプリから、リプライの管理機能を活用して特定の返信の表示/非表示を行なったり、インサイト機能を使用してアカウントレベルでの閲覧数、いいね数、フォロワー数などの指標を確認・分析したりすることが可能になる。

 同社は、APIの公開について「クリエイター、開発者、ブランドは、独自の統合機能を構築し、Threadsのプレゼンスを大規模に管理し、感動的なコンテンツをコミュニティと簡単に共有することができるようになる」としている。