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関東地方は本日梅雨入り!雨の季節に美しいアジサイは実は種類が豊富。その見分け方とは?
アジサイは初夏の庭を彩る植物であり、梅雨空によく似合う。種類豊富で、庭先や道ばたで見かけることができる。
アジサイはアジサイ科に属する植物であり、日当たりや土壌条件、花の色などによって品種が異なる。育て方や休眠状態に関する注意も必要。
ホンアジサイ、ガクアジサイ、ヤマアジサイなど、さまざまな品種が存在し、それぞれ特徴やお手入れ方法が異なる。
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初夏の庭に欠かせない植物といえば、アジサイ。梅雨空にもよく似合うこの花、実はかなり種類が豊富です。ここでは、最も一般的な5種をご紹介。
庭先や道ばたでよく目にする、いわゆる「アジサイ」からツルアジサイまで、お庭に合うものを見つけてみてはいかがでしょうか。
アジサイ属の花々は、シダ植物やツツジ、キボウシとも相性抜群で、屋外空間が華やぐこと間違いなし。5種類のアジサイとその仲間、基本的育て方も合わせてチェックしてみてください。
【基本情報】
和名:アジサイ
学名:Hydrangea spp.
科: アジサイ科
属:アジサイ属
種類:低木、木、つる
原産地:アジア、アメリカ
日当たり:品種や地域により、一部または全体に太陽光が必要
土壌、pH領域:好みの品種や花の色による
サイズ:コンパクトなもので約30cm~1.5m、つるの場合は約24mまで育つ
花の色:ピンク、パープル、ブルー、ホワイト、グリーン、まだら模様
ペットへの毒性:有り(摂取した場合)
アジサイ属のなかでも、多くの人になじみが深い花ではないでしょうか。冬場の極端な冷温から守ることができれば、日本各地で育てることができます。
アジサイは水はけのよい湿った土を好み、めいっぱい枝葉を伸ばせるよう十分なスペースを必要とします。大半の品種は古い枝に花を咲かせるので、剪定は花が落ちた直後に行いましょう。
芽は寒さに弱く、冬が極端に寒かった場合、植物自体が育っても夏に花を咲かせない場合があります。花の色は土のpH次第で変化。酸性の土はブルーやパープル、アルカリ性ならピンクの花を咲かせます。
アジサイには、以下の3品種が含まれます。
ホンアジサイ:ブルーやピンク、パープルに染まった大きな花を咲かせるアジサイ。葉は分厚く艶があり、ハートの形。幼木の期間はたっぷり水やりする必要がありますが、十分育ったら水の量を減らしましょう。
ガクアジサイ:ホンアジサイに似ていますが、ガクアジサイは中央にある小さな花を、それより大きな花がリング状に囲みます。お手入れは、ホンアジサイと同様。ガクアジサイは各枝の3分の1の長さまで剪定することができるので、サイズを一定の範囲に収めておきたい人にもおすすめです。
ヤマアジサイ:日本と韓国に自生する珍しい品種。ここに挙げた3品種のなかで最も小さな花をつけます。ヤマアジサイは休眠状態にある期間が長く、ホンアジサイやガクアジサイに比べて気温の変化に耐性が高い。つまり、暖かい間はつぼみがふくらみ、寒くなったら枯れてしまう、などということもないのです。