まるで「要塞」、岩塊撤去工事を公開 群馬・安中の上信越道

AI要約

NEXCO東日本は、上信越自動車道の北野牧トンネルの落石対策工事現場を一般公開し、約70人が見学。工事は2017年から行われ、トンネル上部の岩塊を撤去する作業が昨年2月から進行中。

巨大な足場に囲まれた断崖絶壁の上で参加者は道路や山々の眺めを楽しんだ。貴重な体験ができたと満足げな様子。

工事の完了は29年を予定しており、長期にわたって安全な道路環境を整備する取り組み。

まるで「要塞」、岩塊撤去工事を公開 群馬・安中の上信越道

NEXCO東日本は16日、上信越自動車道の北野牧トンネル(群馬県安中市)の上部で行われている落石対策の工事現場を一般公開、抽選で選ばれた約70人が見学した。

この工事は2017年から行われ、昨年2月からはトンネル上部の岩塊(がんかい)を撤去する作業が開始されている。

断崖絶壁を覆うように組まれた高さ約50メートルの巨大な足場は、まるで要塞。ヘルメットを被った参加者は足場を上り、道路や山々などの眺めを楽しんだ。長野県辰野町から訪れた会社員の男性(41)は「普段利用する道路の上を歩いたりなど、貴重な体験ができました」と話した。

工事終了は29年の予定。