ロールスクリーンは、所詮、扉の代わりにならない。家づくりで後悔したこと

AI要約

家づくりでロールスクリーンを選んだ結果、見た目や使い勝手で後悔することがある。具体的な失敗理由として、ブラケットの見た目が不格好であることが挙げられる。

ロールスクリーンのサイズ選びに迷いが生じることもあり、将来的なサイズ変更に対応できない可能性もある。

適切なアドバイスを得ずに決定したことが後悔の原因であり、インテリアコーディネーターの助言を受けるべきだった。

ロールスクリーンは、所詮、扉の代わりにならない。家づくりで後悔したこと

限られた床面積と予算での家づくり。そこで、扉で仕切るのではなくてロールスクリーンを採用したものの…。見た目がゴチャゴチャ見える、通るのがストレスと残念な結果に。そんな家に3年暮らしているライターが、ロールスクリーンを選んで失敗したと思う3つの理由を紹介。

筆者は、夫と中学生の長女と長男、小学生の次女の5人暮らし。3年前、夫婦ともに在宅勤務がスタートしたのをきっかけに、分譲マンションから注文住宅に引っ越しました。

延床面積は39坪。1階にLDKと水回り、筆者のワークスペース、2階に夫の書斎、寝室、子ども部屋があります。

新しい家では、子どもたちの個室(3部屋)をつくりたい。そんな思いから、家づくり時、限られた床面積でいかに多くの部屋をつくるか、間取りを検討しました。

結果、引き戸を予定していたのに、引き込む壁を確保できない場所がでてきました。それは以下の4か所です。

・玄関のシューズクローク(2か所)

・階段入口

・パントリー(上の写真参照)

これらの場所では、代わりにロールスクリーンを採用。建築費の減額にもなり、いいアイデアだと思っていました。

ところが引っ越して1年もたたないうちに、見栄えや使い勝手の面で後悔。その3つの理由と、今ならこうすると思う案をご紹介します。

上の写真は、階段の入り口に取りつけたロールスクリーンです。天井についているブラケット(取りつけ金具)が丸見え。ゴチャゴチャして見えます。

じつはこのブラケット、設計時から気になっていました。ですから、見た目がすっきりするよう、天井を凹ませて埋め込みたいと考えていました。

そのときに問題になるのが、天井を凹ませる部分のサイズ。ロールスクリーンのサイズに合わせればよいのですが、メーカーはもちろん、商品によってもサイズが異なります。

・種類が多くてどのロールスクリーンにするか、迷ってしまう

・将来、替えたらサイズが違うかもしれない

そんなことを思っていたら、結局決めきれませんでした。結果、天井に直接取りつけることに。

しかし、実際に生活し始めると、やはりブラケットの存在が気になります。

どうせロールスクリーンをつけるなら、インテリアコーディネーターさんに、一般的なサイズを教えてもらえばよかったと後悔しています。そうしていたら、天井に少し余裕をもたせたくぼみをつくり、隠せたでしょう。