【ほぼ1時間で完売】漫画家“江口寿史氏”監修による初の機械式コラボ時計。注目される理由とは?

AI要約

アウトライン(OUTLINE)は、1940~60年代のアンティークウオッチの雰囲気をコンセプトに展開する時計ブランドで、漫画家の江口寿史氏との限定コラボレーションモデル「オーバータイム(OVERTIME)」を発表。

時計専門のクラウドファンディング「WATCH Makers」で早くも完売した限定コラボモデルが話題に。

オーバータイムはGMT機能を備えたキャリバーNH34を搭載し、江口氏が特別に描き下ろした新作イラストのレコードジャケットサイズの複製画がプレゼントされる。

【ほぼ1時間で完売】漫画家“江口寿史氏”監修による初の機械式コラボ時計。注目される理由とは?

 1940~60 年代のアンティークウオッチの雰囲気をコンセプトに展開する時計ブランド「アウトライン(OUTLINE)」。この度、漫画家でありイラストレーターとしても活躍する江口寿史氏との限定コラボレーションモデル「オーバータイム(OVERTIME)」を発表。7月5日(金)から時計のセレクトショップ“チックタック”全店とアウトライン公式サイトのみで限定販売される。

 そして、それに先駆けて昨日実施した、時計専門のクラウドファンディング「WATCH Makers(ウオッチメーカーズ)」の先行予約販売では、開始早々3分で完売する商品が出るなど、全商品もほぼ1時間で完売となった。

 1970年代~90年代の機械式時計とデジタル時計を数多く所有する時計愛好家でもある江口氏。「両モデルともちょっと色褪せたヴィンテージ感を出したかったんですよね。ただ、特に白文字盤は色味を決めるのが難しかった。微妙なトーンを出すために工場と6回くらいやり取りして、色味を補正してもらったんですよ」と語るほど、随所に時計好きらしいこだわりが生かされた魅力的な作品となっている。

 オーバータイムに搭載されているのは、セイコー傘下のTMI製自動巻きムーヴメントでGMT機能を備えたキャリバーNH34。通常の時分秒針に加えて別に装備されたオレンジの矢印形針が目をひく。

 これはGMT針と呼ばれるもので、現在時刻が昼なのか夜なのかを判別できる24時間計としての機能に加えて、このGMT針は単独で動かすこともできる。そのため時差のある任意の都市の時刻と同じベゼル上の数字にこの針を設定することで、常に二つの国の時刻が確認できるという機能も大きな魅力だ。

 そして今回なんと言っても話題を呼んだのが、オーバータイムの発売を記念して、江口寿史氏がこの時計のために特別に描き下ろした新作イラスト。それのレコードジャケットサイズ(31×31cm)の複製画を購入者にもれなくプレゼントされるというもので同氏直筆のシリアルナンバー入り。江口寿史ファンにとってはたまらない特典となったようだ。

【江口寿史×アウトライン オーバータイム】

Ref.YK20242-EHWH(ホワイト)、Ref.YK20242-EHBW(ブラウン)。ステンレススチールケース。ケース径36.50mm(ベゼル径38.50mm)、ケース厚11.20mm(ドーム風防含む13.20mm)。5︎気圧防水。自動巻き(セイコーTMI製Cal.NH34、GMT針単独可動式GMT機能)。限定150本(ホワイト)、限定200本(ブラウン)。各6万9300円

詳細は[WATCH Makers(ウオッチメーカーズ)]

https://watchmakers.en-jine.com/projects/eguchi

文◎Watch LIFE NEWS編集部