アニメ第3期も好評の「転スラ」ってそもそもどんな話? 原作は完結済み? 「転生したらスライムだった件」の基本を紹介【2024年6月版】

AI要約

「転生したらスライムだった件」は、異世界転生ものの王道作品であり、最強ものとして主人公が無双するお話である。

物語は主人公のスライム「リムル」と仲間たちが町づくりをすることから始まり、国家を形成・運営していく展開となっている。

伏瀬によるなろう系小説として始まり、現在は漫画や小説の他、スピンオフ漫画や児童書版も展開されている。

アニメ第3期も好評の「転スラ」ってそもそもどんな話? 原作は完結済み? 「転生したらスライムだった件」の基本を紹介【2024年6月版】

 「異世界転生もの」といえば、昨今のアニメの一大ジャンル。その異世界転生ものの王道作品である「転生したらスライムだった件」のアニメ第3期が放送され、人気を集めています。

 今回は定番の異世界転生アニメ「転生したらスライムだった件」について紹介します。

 「転生したらスライムだった件」(以下「転スラ」)は、伏瀬さんによる、いわゆる「なろう系小説」の人気作品です。「なろう系」というのは、無料Web小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿される作品を指すジャンルで、異世界ものの名作が数多くそろっています。

 転スラは、主人公が「剣と魔法の世界」のような異世界に転生してしまう異世界転生ものであり、かつ、主人公が最強クラスの力で無双する「最強もの」という側面もあります。「最強もの」ですので、主人公が窮地に陥ることはほとんどなく、安心して見すすめられます。

 派手なバトルシーンも見ものですが、基本的には主人公のスライム「リムル」と魔物を中心とした仲間たちが町づくりを始め、インフラの整備や商業・外交などで町を発展させ、国家を形成・運営していく……といったお話です。全体的に雰囲気も明るく、ギャグも多めで、誰でも気軽に楽しめる作品となっています。

 「小説家になろう」にて2013年から連載された転スラは、そのWeb小説をもとにさまざまな形でメディアミックス展開が行われています。なろう版の転スラは完結していますが、Web小説をもとにした、伏瀬さん自身による商業小説版は現在も執筆が続けられているほか、川上泰樹さん作画の漫画版も人気です。

 人気作品のため、スピンオフ漫画も豊富に展開されており、転スラの世界にどっぷりハマってしまったファンにおすすめです。また、小説は「児童書版」も刊行されており、ふりがなを振るなど児童向けの配慮がされているので、子供にもおすすめです。

 小説、コミックスとも、紙の本に加えて電子書籍版もあります。また、原点であるなろう版は現在でも読めますので、結末まで読みたいのであれば、そちらから読んでみるという手もあります。