睡眠不足、渋滞、一人の時…運転中に眠くなってしまったときに取る行動 一番効果的と実践されているのは?

AI要約

運転中の眠気による危険を感じた経験が約7割の人にあることが調査で分かった。対策として、車を停めて仮眠を取ることやコーヒーやお茶を飲むことが効果的とされている。

調査では、運転中に最も眠くなるのは長時間運転や睡眠不足などの時であることが明らかになった。また、運転中の眠気による危険を感じる人が多いことも示された。

コメントでは、車を停めて仮眠を取ることで改善したり、コーヒーやお茶を飲むことで眠気を覚ます方法が有効であるという意見が多く挙げられている。

睡眠不足、渋滞、一人の時…運転中に眠くなってしまったときに取る行動 一番効果的と実践されているのは?

みなさんは、運転中の眠気によって危険を感じた経験はありますか。株式会社しんげん(東京都渋谷区)が運営する主婦向けの情報メディア『SHUFUFU』による「運転中の睡魔」に関する調査によると、約7割の人が「危険を感じた経験がある」ことが分かりました。では、運転中の強い眠気を覚ます対策として、どのような方法があるのでしょうか。

調査は、車を運転する全国の20~50代以上の男女200人を対象として、2024年5月にインターネットで実施されました。

はじめに、「運転をしていて最も眠くなるのはどんな時ですか」と聞いたところ、「長時間運転の時」(34.5%)や「前日睡眠不足」(32.5%)などに回答が集まったほか、「渋滞の時」(10.5%)といった意見も上位に挙げられました。

また、全体の約7割の人が「運転中の眠気によって危険を感じたことがある」(69.5%)と回答。そこで、「運転中の強い眠気を覚ます対策」について最も効果があると思うものを尋ねたところ、1位は「車を停めて仮眠」(30.5%)でした。

次いで、2位「コーヒーやお茶を飲む」(15.5%)、3位「車を停めて体を動かす」(11.5%)、4位「ガムを噛む」(9.0%)といった回答が続き、以下のようなコメントが寄せられました。

【1位:車を停めて仮眠】

▽サービスエリアで15~20分ほど仮眠を取るようにしている(20代女性)

▽強い眠気の時は何をやってもだめなので、サービスエリアやコンビニなど5分~10分でも仮眠すると大分違う(50代以上男性)

▽一瞬の睡魔が乗せている家族の命を奪う可能性もあるのでなるべく早めの対処をしています(50代以上男性)

【2位:コーヒーやお茶を飲む】

▽ブラックコーヒーを飲むことで覚醒を促す(30代男性)

▽冷たいペットボトルのお茶を飲むとすっきりして眠気がなくなる(50代以上女性)

▽コーヒーのカフェインで眠気が覚めるという暗示で自分を誤魔化しながら飲む(40代女性)

【3位:車を停めて体を動かす】

▽よほど急いでいるときでなければ、近くのコンビニやお店に車を停め、お手洗いを借りたりおやつを買ったりする(30代女性)

▽面倒だけどいったん車を停めて体を動かすようにしています。そうすると結構スッキリして、その後の眠気は吹き飛びます(50代以上女性)

▽肩を回したり、首を動かすだけで疲れが少し取れてスッキリします。外に出て風にあたりながら体を動かすと、より効果がある気がします(30代女性)

【4位:ガムを噛む】

▽ミントのクール感の強いガムをかむ(30代女性)

▽激辛のガムをかむことで嫌でも目が覚めます(30代男性)

▽噛む力は集中力を高めるというので、よくガムを噛んで眠気を覚ましています(40代男性)

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【出典】

▽SHUFUFU/【居眠り運転】2人に1人以上が運転中の睡魔で危険を感じた!”眠気覚まし効果のある対策”について200人に聞きました