「Android」に7つの新機能--メッセージ送信後の編集が可能に

AI要約

GoogleはAndroidに7つの新機能を追加しました。目玉は送信したテキストメッセージの編集や新しい絵文字の組み合わせです。

Googleデバイス間の連携が2つの便利な方法で強化され、Google Homeのお気に入りデバイスを操作するウィジェットも追加されました。

さらに、Wear OSでスマートデバイスを操作する機能やGoogleウォレットを使ったPayPal決済が可能になりました。

「Android」に7つの新機能--メッセージ送信後の編集が可能に

 Googleは米国時間5月30日、「Android」に追加する7つの新機能を発表した。

 その目玉となるのは、送信したテキストメッセージの編集だ。「Googleメッセージ」アプリでRCSをオンにしていれば、過去15分以内に送信したメッセージを長押しして編集できるようになった。もちろん、相手もRCSを使用している必要があるが、これは歓迎すべき新機能だ。

 Googleはまた、近いうちに「Emoji Kitchen」の新しい組み合わせを追加する。例えば、ディスコボールとヘッドホンの組み合わせだ。新しい曲を見付けたとき、多くの友人にこれを送ってしまいそうだ。

 Googleデバイス間の連携もまもなく2つの便利な方法で強化される。ボタンをタップするだけで、Androidタブレットや「Chromebook」をスマートフォンのホットスポットに直接接続できるようになり、接続のたびにパスワードを入力する必要がなくなる。さらに、「Google Meet」の通話中、「Cast」アイコンを使ってデバイス間をシームレスに移動できるようになる。

 「Google Home」の「お気に入り」のウィジェットをホーム画面に追加することも可能になる。これにより、アプリにログインすることなく、照明スイッチやサーモスタットなどお気に入りのデバイスを操作できるようになる。この機能はGoogle Homeアプリのパブリックプレビュー版で提供されている。

 物を操作するといえば、Googleは一部の「MINI」モデルの自動車でデジタルカーキーを利用できるようにした。将来的にはMercedes-BenzとPolestarの車にも展開する予定だ。

 「Wear OS」では、Google Homeのお気に入りのタイルやコンプリケーションを使ってスマートデバイスを操作できるようになった。つまり、手首を上げて1つのボタンをタップするだけで、何かをオンにできる。

 また、米国とドイツでは、Wear OS搭載スマートウォッチでGoogleウォレットを使ってPayPal決済ができるようになった。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。