Dellが「Copilot+ PC」準拠の「XPS 13」「Inspiron 14 Plus」「Latitude 7455」などを発表

AI要約

5月21日、DellがSnapdragon Xシリーズ搭載の新型ノートPCを複数発表。日本展開未定。

発表製品は法人向けと個人向けのノートPCで、Copilot+ PCに準拠。

米国ではXPS 13とInspiron 14 Plusの予約受付中。各製品の仕様や価格も紹介。

Dellが「Copilot+ PC」準拠の「XPS 13」「Inspiron 14 Plus」「Latitude 7455」などを発表

 5月21日、DellがSnapdragon Xシリーズ搭載の新型ノートPCを複数発表した。現時点では日本国内での展開は未定だ。

 今回発表されたのは、法人向けノートPCの「Latitude 7455」「Latitude 5455」、個人向けの「XPS 13」「Inspiron 14 Plus」「Inspiron 14」で、いずれもMicrosoftの「Copilot+ PC」に準拠している

 なお、米国ではXPS 13(1299ドル~)とInspiron 14 Plus(1099ドル~)が既に予約受付中だ。

Latitude 7455

 QualcommのPC向け新SoC(System-on-a-Chip)であるSnapdragon X Eliteを搭載し、最長21時間のバッテリー駆動時間を備える。

 液晶ディスプレイはタッチ操作に対応した14型で、Wi-Fi 7をサポートする。ボディーはオールアルミ製だ。

XPS 13

 新型XPS 13はSnapdragon X Elite X1E-80-100(最大3.4GHz)のSoCを採用し、メモリは16GB(LPDDR5X)、ストレージは512GB SSD、液晶ディスプレイは1920×1200ピクセル対応の13.4型(120Hz対応)となる。

 バッテリーは3セル/55Whで、最長27時間の動作に対応する。ボディーサイズは約295.3(幅)×199.1(奥行き)×15.3(厚さ)mm、重量は約1.19kgだ。

 現状、OSはWindows 11 Pro/Homeから選べる以外、仕様は固定となっている。

Inspiron 14 Plus

 Inspiron 14 PlusはSoCがSnapdragon X Plus X1P-64-100で、メモリが16GB(LPDDR5x)、ストレージは512GB SSDとなる。液晶ディスプレイは14型で画面解像度はQHD+(120Hz対応)だ。

 バッテリーは3セル/54Whで、最長21時間の動作に対応する。ボディーサイズは約314(幅)×223.75(奥行き)×16.9(厚さ)mm、重量は約1.4kgだ。

 なおOSはWindows 11 Homeのみで、スペックはほぼは固定となっている。

 その他、静音マウスの「Dell Silent Mouse」(MS355/37.49ドル)、Copilotキーを備えた無線/静音キーボードとマウスのセット「Dell Silent Keyboard and Mouse Combo」(KM555/62.49ドル)、同社の有線キーボードでは初となるMicrosoft TeamsやZoom機能付き「Dell Wired Collaboration Keyboard」(KB525C/39.99ドル)も第3四半期にグローバルで発売される予定だ。