営業DXサービス「Sansan」、経費管理クラウド「Concur Expense」との連携を強化

AI要約

Sansan株式会社は17日、2021年11月より提供してきた、営業DXサービス「Sansan」と、株式会社コンカーの経費管理クラウド「Concur Expense」との連携機能を強化したと発表した。

Concur Expenseは、交通系ICカードや各種法人カード、QRコード決済アプリなど、さまざまなサービスとデータ連携可能なクラウド型経費精算サービス。

今回の連携機能強化では、担当者の負担をさらに軽減するために、「Sansan」でデータ化された名刺情報を、Concur Expenseに自動送信できるようにした。

営業DXサービス「Sansan」、経費管理クラウド「Concur Expense」との連携を強化

 Sansan株式会社は17日、2021年11月より提供してきた、営業DXサービス「Sansan」と、株式会社コンカーの経費管理クラウド「Concur Expense」との連携機能を強化したと発表した。名刺情報の活用をよりしやすくすることで、不正な経費利用のさらなる削減を支援するという。

 Concur Expenseは、交通系ICカードや各種法人カード、QRコード決済アプリなど、さまざまなサービスとデータ連携可能なクラウド型経費精算サービス。このConcur Expenseでは、接待交際費の社外同席者を登録する場合、手入力が主な手段となっていたため、誤入力の危険性があったほか、同席者情報の信頼性を承認者が見極めるのに必要な情報が、十分でないこともあったという。そこで「Sansan」との連携により、名刺を基にして申請者が同席者情報をConcur Expenseに入力可能にすることで、誤入力や不正精算の未然防止につなげていたとのこと。

 今回の連携機能強化では、担当者の負担をさらに軽減するために、「Sansan」でデータ化された名刺情報を、Concur Expenseに自動送信できるようにした。これまでは、初めて名刺交換をした相手との交際費精算を行う場合、担当者が「Sansan」上で同席者の名刺情報を検索し、都度Concur Expenseに送付したうえで、同席者として登録する作業が必要だったが、機能強化後は、「Sansan」で名刺をデータ化すると、自動でConcur Expenseに送信するように設定可能になる。

 これにより、これまで発生していた「Sansan」上での名刺検索や送付作業がなくなるため、タイムリーかつ正確な精算業務を後押しするとのことだ。