ソニー、「Xperia 5 V」後継機を今期は発売しないことをアナウンス。Xperia 1 VI/10 VIが好調

AI要約

ソニーは、Androidスマートフォン「Xperia」の国内ビジネスの近況について、メディア向け説明会を9月10日に実施した。今期は「Xperia 5 V」の後継モデルをリリースしないことが明らかにされた。

Xperiaは、2024年6月に最上位機種「Xperia 1 VI」、7月にエントリーモデル「Xperia 10 VI」を発売。両機種は好調な販売を維持しており、愛用者から高評価を得ている。

Xperia 1 VIでは様々な改良が施され、ユーザーからはポジティブに受け入れられている。また、ハイエンドモデルの購入傾向にも変化が見られ、ラインナップは現行の3機種を継続していく方針。

ソニー、「Xperia 5 V」後継機を今期は発売しないことをアナウンス。Xperia 1 VI/10 VIが好調

ソニーは、Androidスマートフォン「Xperia」の国内ビジネスの近況について、メディア向け説明会を9月10日に実施した。そこで、今期は「Xperia 5 V」の後継モデルをリリースしないことを明らかにした。

Xperiaは、2024年6月に最上位機種「Xperia 1 VI」、7月にエントリーモデル「Xperia 10 VI」を発売、両機ともに発売後ロケットスタートし、引き続き販売も好調を維持。Xperia 1 VIは前年比(Xperia 1 V)128%、Xperia 10 VIは前年比(Xperia 10 V)130%の販売台数を実現していると発表した。

Xperia 1 VIは、愛用者によるアンケートを行ったところ、「メインカメラの画質や使いやすさ」「音楽再生時の音質」「ディスプレイのきれいさ」「バッテリーの持ちの良さ」「端末が熱くなりにくいこと」といった項目で、ユーザーから高評価だったとしている。

また、Xperia 1 VIで大きな変更点であった「カメラアプリの統合」「画面比率・解像度変更」といった仕様は、当初ネガティブなイメージを持たれるのではないかと懸念があったが、ユーザーからはポジティブに受け止められているとのこと。

Xperia 1 VIの購入者を調査したところ、ハイエンドモデルの購入者に従来とは異なる変化が起きているという。特に“Xperia 5シリーズ”からのステップアップが大幅に増加していること、そして他社メーカーからの乗り換えが増えていることが、大きな変化であると伝えた。

そういった点も総合的に捉え、2024年度は現行のXperia 1 VIとXperia 10 VI、そして2023年度に発売したXperia 5 V、この3機種によるラインナップを継続していくと説明した。