1分でわかる新型「Apple Watch Series 10」。6つのポイントで解説…薄型・光沢アルミモデルに注目

AI要約

新製品「Apple Watch Series 10」のアルミニウムケースとチタニウムケースの価格や変更点について発表された。

サイズや素材、機能性の違いなど6つのポイントでSeries 10のアップデート内容が解説された。

厚みやボディサイズの変化、素材面の進化など、新機能やデザインに注目が集まる。

1分でわかる新型「Apple Watch Series 10」。6つのポイントで解説…薄型・光沢アルミモデルに注目

日本時間9月10日未明にアップルが新製品イベントで発表した製品群の1つ「Apple Watch Series 10」。

上位機種で大画面版の「Ultra」に大きな変更点がほぼない一方、売れ筋機種であるSeries 10は、比較的力を入れたアップデートになっている。具体的には「サイズ」「素材」「機能性」に前モデルと明確な違いがある。

最小構成の価格は以下の通り。組み合わせるバンドによって、最終的な販売価格は変わる。

Apple Watch Series 10 アルミニウムケース

42mmモデル……5万9800円から46mmモデル……6万4800円から

Apple Watch Series 10 チタニウムケース

42mmモデル……10万9800円から46mmモデル……11万7800円から

Series 10は前機種から何が変わったのか。6つのポイントで解説する。

まずサイズに関わる部分では厚みの変化が挙げられる。2023年発表のSeries 9に比べて、厚みは1mm薄くなっている。「わずか1mm」ととらえるか、「10%薄くなった」と見るかで印象は大きく変わる。

アップルは、この薄型化をするためにチップや操作ボタンを兼ねるリュウズ(デジタルクラウン)、スピーカーなどを小型化する必要があったと説明している。

一方、ボディサイズは大型モデル(45mm→46mm)、小型モデル(41mm→42mm)と、ともに長辺・短辺ともに1mmずつ大きくなっている。画面解像度も微妙に向上していることから、物理的な画面サイズも大きくなっている可能性が高い。

素材面の変化でまず目に付くのは、最も安価なエントリーモデルであるアルミニウムモデルに、鏡面光沢のような「ジェットブラック」というカラーが登場したことだ。

これまでも素材感の処理には世代を追うごとに工夫を重ねてきたが、従来の上位機種だったステンレスモデルとは、鏡面に磨き上げた表面処理の点では大きな違いがあった。

アルミモデルの鏡面光沢タイプはジェットブラックのみになるため、Series 10のなかではコストパフォーマンスの点で特に注目機種になる可能性がある。