プロンプトで画像生成ストリートファイトするAIアーケードゲーム大会「VS AI街頭對戰」、台湾で世界大会決勝(CloseBox)

AI要約

VS AI Street Fighting(VS AI街頭対戦)というAIを使った対戦型ゲームの世界大会が開催される。

VS AIはキーボードでプレイし、画像生成AIを使用して対戦する。国際展示会TTXCで決勝戦が行われる。

応募締め切りは9月17日で、優勝賞金は6万台湾ドル。過去の大会では日本からの応募者が上位入賞している。

プロンプトで画像生成ストリートファイトするAIアーケードゲーム大会「VS AI街頭對戰」、台湾で世界大会決勝(CloseBox)

「VS AI Street Fighting」(VS AI街頭對戰)という、AIを使った対戦型ゲームの世界大会が開かれることになりました。

筆者がVS AIを初めて見たのは今年初めに開催された「Hello, Human!」というAIアート展。

一見するとゲームセンターにある対戦型ゲーム筐体なのですが、ゲームコントローラーではなく、キーボードで対戦します。

制限時間は200秒。プレイヤーは画面に出題されたテーマに合った画像をプロンプトで生成します。画像生成AIはMidjourneyを使用。AIと対話しながら最終成果物の画像の出来栄えで勝負するします。AI同士、AI vs. 人間、人間同士の対戦もできますが、勝敗の判定はAIが行います。

▲Hello, Human!展で初披露されたVS AIをプレイする人たち

VS AIはその後、GIGABYTEのプロモーションにも採用され、実機、オンラインでの大会が開催されるなど、多くのファンを獲得していきました。次の動画では、対戦の様子がよくわかります。

今は、カナダ・トロントでも実機プレイができます。

▲カナダのコンピュータ販売店に設置されたVS AI

そして、このVS AI世界大会の決勝戦が、国際展示会TTXC(Taiwan Technology x Culture Expo、台湾文化科技大会)会場で開催されます。

応募締め切りは9月17日。オンラインでの予選を勝ち抜けば、10月20日のファイナルに出場できます。優勝賞金は6万台湾ドル(約26万円)など。

VS AIの担当者によれば、過去の大会では日本からの応募者がいて、毎回上位にランクインしたそうです。

なお、VS AIを企画した中心人物は、Keith Lam(林欣傑)さんとHello, Human!のキュレーターを務めていたEscher Tsai(蔡宏賢)さん。

その縁もあって、筆者はこの決勝大会を現地で見ることとなりました。

詳細はこちら。日本からの応募をお待ちしています。