10種類のトークンを発行、譲渡してWeb3ビジネスを支援:チューリンガム「トークン10構想」開始

AI要約

チューリンガムは、Web3ビジネスの展開を支援するために「トークン10構想」を発表した。

この構想では、10種類のトークンを発行し、パートナー企業に譲渡して資金調達やWeb3ビジネスの推進を行う。

既に金融、ゲーム、エンターテインメント、教育の4業界においてパートナー企業が選定されている。

10種類のトークンを発行、譲渡してWeb3ビジネスを支援:チューリンガム「トークン10構想」開始

Web3ビジネスの立ち上げを支援するチューリンガムは8月14日、トークンを用いたWeb3ビジネスを迅速に展開できるよう、あらかじめ10種類のトークンを発行し、その後、パートナー企業に譲渡する「トークン10(テン)構想」をスタートさせたと発表した。

チューリンガムは、ブロックチェーン技術を活用して社会とビジネスに革新をもたらすことを目指し、これまで数多くのトークンプロジェクトに取り組んでいる。だが国内企業の多くにとっては、トークン発行はハードルが高く、Web3ビジネスを積極的に推進できない要因になっているという。

「トークン10構想」では、チューリンガムが中心となって、あらかじめ各業種・業界に特化した10種類のトークンを発行。その後、パートナー企業を選定して、トークンを譲渡し、資金調達やWeb3ビジネスの開発に役立ててもらおうというものだ。

トークンは同社も属するクシムグループ傘下の暗号資産取引所Zaifを通して、IEOに向けた審査を受け、上場を目指すという。対象となる業界は、金融、ゲーム、エンターテイメント、教育、ヘルスケア、不動産、物流・サプライチェーン、エネルギー、半導体、スマートシティ。

リリースによると、すでに金融、ゲーム、エンターテイメント、教育の4業界は、パートナー企業が選定されている。

マスアダプションが期待されるWeb3ビジネスにおいて、ユニークな取り組みとなりそうだ。

|文:CoinDesk JAPAN編集部|画像:リリースより