2024年7月の「Windows Update」適用で「BitLocker」の回復キーが必要になる問題は解決

AI要約

米国時間7月9日にリリースされた2024年7月のセキュリティ更新プログラムを適用したWindows環境で、デバイスの起動時に「BitLocker」の回復画面が表示される問題は解決されたとのこと。

この問題は「設定」アプリの[プライバシーとセキュリティ]-[デバイスの暗号化]ページで[デバイスの暗号化]オプションを有効にしている環境で多く確認されており、いったん発生すると、ドライブのロックを解除するために「BitLocker」回復キーの入力が必要となる。

同社によると、この問題は同日リリースされた2024年8月のセキュリティ更新プログラムで解決されているとのこと。

2024年7月の「Windows Update」適用で「BitLocker」の回復キーが必要になる問題は解決

 米国時間7月9日にリリースされた2024年7月のセキュリティ更新プログラムを適用したWindows環境で、デバイスの起動時に「BitLocker」の回復画面が表示される問題は解決されたとのこと。米Microsoftが8月13日(現地時間)、「Windows release health」で明らかにした。

 この問題は「設定」アプリの[プライバシーとセキュリティ]-[デバイスの暗号化]ページで[デバイスの暗号化]オプションを有効にしている環境で多く確認されており、いったん発生すると、ドライブのロックを解除するために「BitLocker」回復キーの入力が必要となる。回復キーがなければ、データ損失の恐れもあった。問題が影響するプラットフォームは、以下の通り。

・Windows 11 version 23H2

・Windows 11 version 22H2

・Windows 11 version 21H2

・Windows 10 version 22H2

・Windows 10 version 21H2

・Windows Server 2022

・Windows Server 2019

・Windows Server 2016

・Windows Server 2012 R2

・Windows Server 2012

・Windows Server 2008 R2

・Windows Server 2008

 同社によると、この問題は同日リリースされた2024年8月のセキュリティ更新プログラムで解決されているとのこと。このセキュリティパッチには多くの致命的な脆弱性、悪用が報告されている脆弱性に対する修正が含まれており、できるだけ早い適用をお勧めする。