Fire TV搭載4Kテレビ「ビエラ」vs.「Fire TV 4K Max 第2世代」 実機比較レビュー

AI要約

パナソニックの4Kテレビ「ビエラ」が、AmazonのFire TV OSプラットフォームを採用したニュースが世界中で話題になっています。

ビエラの機能や操作性がどのように変化したのか、最新の43V型4K液晶モデルである「TV-43W90A」を用いて詳細に検証しています。

また、Fire TV搭載の最新モデル「Fire TV 4K MAX 第2世代」との比較も行い、アプリの起動速度やレスポンスを確認しています。

ビエラ「TV-43W90A」は、4K倍速液晶テレビで音質もバランスが良く作り込まれています。しかし、液晶テレビとしては標準的な水準であり、視野角の影響を受けることがあります。

Biea「TV-43W90A」のFire TV採用により、ホーム画面がFire TV Stickとほぼ同様になり、操作性が向上しています。

デザインは似ていますが、ビエラとFire TVのホーム画面にはそれぞれ異なる操作アイコンが配置されています。例えば、ビエラにはHDMI入力への切り替えボタンがあります。

Fire TV搭載4Kテレビ「ビエラ」vs.「Fire TV 4K Max 第2世代」 実機比較レビュー

パナソニックの4Kテレビ「ビエラ」が、AmazonによるFire TV OSプラットフォームを採用ーー。そんなニュースが世界を駆け巡ったのは今年1月のこと。日本市場でも今年夏モデルとして発売された4K液晶/有機ELテレビはFire TV搭載で登場しました。

国内大手メーカー初となる、テレビへのFire TV OS採用によって、ビエラの機能や操作性はどう変わったのか。今回は最新の43V型4K液晶モデルであるパナソニックのビエラ「TV-43W90A」の実機を用意して、テレビとしての使い勝手をチェックします。

ところでFire TV搭載といえば、スティック型の“Fire TV Stick”シリーズを思い浮かべる人も多いですよね。今回はそんなFire TVシリーズの最新モデル「Fire TV 4K MAX 第2世代」を用意して、アプリの起動速度などレスポンスも比較してみました。

パナソニックによるFire TV搭載テレビの第一世代として登場したビエラ。その中でもスタンダードクラスとなるW90Aシリーズの最小サイズである「TV-43W90A」。4K倍速液晶テレビ搭載で、バックラライトは直下型分割駆動の通常タイプ。ラインナップ全体としてはエントリーの次のグレードになります。

実際にビエラ「TV-43W90A」の画質を見ても、液晶テレビとしてはスタンダードな水準。VAパネル採用で視野角の影響は受けます。音質は、人の声は聞きやすく、Dolby Atmosにも対応。国内大手ブランドらしくバランス良く作り込まれています。

さて本題は、ビエラのFire TV採用による変化です。

まず、ビエラ「TV-43W90A」で“ホーム画面”にアクセスすると…見た瞬間から“ほぼFire TV Stickと同じ”。

画面上部のおすすめ作品、中央部のアプリへのショートカット、下に並ぶおすすめ一覧まで共通。プロフィール切り替えも可能です。

では隣に置いた「Fire TV 4K MAX 第2世代」と見比べてみましょう。

デザインは基本的に同じですが、よく見るとテレビとして必要な操作アイコン等が異なります。ビエラ「TV-43W90A」のホーム画面は目立つ位置に“入力”ボタンがあります。これは地デジ/BS/4Kなどへのの切り替えと、HDMI入力への切り替え。