iFi audio、MEMSもサポートするディスクリート・アナログヘッドホンアンプ「ZEN CAN3」

AI要約

エミライは、イギリスiFi audioのZENシリーズからヘッドホンアンプ「ZEN CAN3」を発売。最新の技術を駆使し、高品質な音響体験を提供。

「ZEN CAN3」は、MEMSドライバーを初採用し、最大2,000mWの出力を実現。クラスAディスクリート・バランス回路や優れたパーツを搭載している。

さらに、ムービーモードやゲームモードなどのイコライザー機能も搭載。幅広い用途に対応し、音楽や映像の楽しみ方を向上させる。

iFi audio、MEMSもサポートするディスクリート・アナログヘッドホンアンプ「ZEN CAN3」

エミライは、同社が取り扱うイギリスiFi audioの「ZENシリーズ」より、ヘッドホンアンプ「ZEN CAN3」を8月9日より発売する。価格はオープンだが、市場実売価格は税込41,800円前後。

「ZEN CAN」の第三世代目にあたり、iDSD Diablo-Xに続き、ZENシリーズとして初のMEMSドライバーを採用したIEMの再生に対応する。またヘッドホンアンプ出力として最大2,000mWを実現、平面磁界駆動ヘッドホンやハイ・インピーダンス設計のヘッドホンも再生可能と謳う。

ヘッドホンアンプ部には、クラスAディスクリート・バランス回路を搭載。ボリュームは東京コスモス電機のマルチトラック・ポテンショメーター、TDK製C0Gコンデンサ、テキサス・インスツルメンツの低ノイズICなど高品位パーツを厳選。さらに「OV」(Operationsverstärker)シリーズ・オペアンプを採用し、超低ノイズ、低歪み率(0.0001%)、広い帯域幅などに貢献しているという。

ヘッドホン出力は4.4mmバランスと6.3mmシングルエンドを搭載。xMEMS専用出力は4.4mmバランスのみとなる。また背面に4.4mmバランスのライン出力も搭載する。アナログ入力はRCA、3.5mシングルエンド、4.4mmバランスの3系統。フロントにゲイン調整スイッチを搭載しており、0dB、6dB、12dB、18dBから選択できる。

また、映画などのセリフの聴き取りやすさ、明瞭さに特化して設計された「ムービーモード」や、対戦プレイでのアドバンアドバンテージを求める「ゲームモード」などのイコライザー機能を搭載。ゲームモードでは、小さな音量レベルのサウンドエフェクトをよりシャープにしているという。

サイズは158W×117D×35Hmm、質量は495g。ヘッドホン出力(RMS)はバランスが2,000mW(@64Ω)、シングルエンドが1,600mW(@32Ω)。5V対応のACアダプターとRCA-RCAケーブル、6.35mm変換プラグが同梱されるほか、今後展開されるSilentPowerブランドの強化電源「iPower2」でさらなるアップグレードも可能となっている。